参院選が終わり、結果が出たが、何とも言えない気持ちになる。自公の連立政権が47議席を取ったところで、過半数にはあと3議席足りないという現実。あまりにも「微妙」すぎるこの結果には、思わず笑いが出てくる。自民党の39議席と公明党の8議席、それぞれの成績を見ても、「本当にこれでいいのか?」という疑問が湧く。
まず、公明党が8議席というのは、過去最低を記録したというが、もう何年もその地盤を支えてきたはずなのに、今さらこんな結果に。「どうした、公明党?」という声が聞こえてきそうだ。選挙活動の努力が虚しく響いたのか、時代に取り残されているのか。与党内でも存在感が薄れてきていることは明らかだ。
そして、自民党も安泰かと思いきや、これまた「微妙」な結果に終わった。39議席を取ったとはいえ、過半数には届かず、連立の力を頼りにするしかない状態。この結果、今後の政策がどう転がるのか、全く予測が立たない。
他の党にしても、どこも一歩前進というわけではなく、それぞれが何をどうしたいのかが見えにくい。立憲民主党、国民民主党、維新、共産、れいわ……結局、選挙戦を通しての「本気度」が見えなかったというのが、選挙結果を見て一番感じたこと。
「やる気がないなら、さっさと引退したほうがいい。」 — これは、もう明らかな事実だ。
最終的に、選挙結果が何を意味するのか、誰もが考えるべきだろう。 今の政治を変えられるのは、果たして誰なのか。
ネットからのコメント
1、これだけ国民の生活を考えてくれない政党が47議席も取れる状況を憂慮すべきだろう。それだけ自民党から利益を得ている既得権益の組織票や未だに自民党に夢を見る老人世代があるという事だ、これからの若い世代がもっと政治に関心を持って今の日本を変えていく事を願います
2、予想以上に与党が議席を確保したことには驚いていると同時に1人区で自民党を勝たせた県の有権者と、複数人の自民党当選者を出した北海道の有権者に呆れている。ただ、埼玉と神奈川で公明党の当選を参政党が阻んだことで和歌山の追加公認を入れても過半数には届かなかった。有権者の一票が総理大臣を退陣に追いこむきっかけになった。有権者はこの成功体験を忘れないでほしい。
3、本当であれば、もう少し大惨敗をして欲しかった。やはり投票率が上がりきらなかったのが痛い。だけど、自民党政権を少なくとも衆参での少数与党まで追い込んだ。これからは自民党の都合と利権だけでなく、多少なりとも国民の評価を気にしながら政権運営をせざるを得なくなるはず。もう多少政治が混乱するのは仕方ない。それでも、完全に国民を無視する自民党政権よりはマシというのが国民の選択なのだと思う。
野党はつまらない主導権争いに終始せず、国民目線の政策を実現する為にきちんと協力関係を築いて欲しい。
4、今回の選挙で1番残念だったのは投票率が前回から数%しか上がらず60%以下だった事。結果として与党過半数割れと言っても4議席、無所属や維新から尻尾振って自民党に鞍替えする議員が数名いれば元通り。その最大の元凶は『自分の一票で変わらない』と選挙に行かない無関心有権者。これだけ重要な選挙にも関わらず興味ないとか自分の一票で変わらないとか行かないくせに政治に文句は言う。彼らが投票していればもっと差がついたはず。政治家が変わらなければ言う前に国民有権者の意識が上がって変わらなければ日本は変われない。そろそろ選挙で理由無く投票しない有権者は住民税や所得税の軽減や給付金などの恩恵を受けれないシステム作りをして欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/17a2ad85e1858acfb242a76eff14236b240f7971,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]