選挙のたびに「お母さんになりたい!」と叫ぶ候補者が登場するのは、もはや定番になりつつあるのかもしれませんが、今回のさや候補はその域を超えて、まさに“お母さん”のように強烈なインパクトを残しました。「日本人ファースト」とか、どこかで聞いたフレーズだなと思ったら、やっぱりトランプ式! 「核武装?徴兵制?」といった禁断のキーワードを堂々と唱え、いきなり選挙戦を大波乱に引き込んだその勇気、もとい無謀さには脱帽です。
どんなに顔を真っ赤にして「日本のために戦う!」と言ったところで、その熱が伝わるのは、“憂国の英雄ごっこ”を楽しんでる人たちだけ。現実的には、こんな極端な主張が本当に日本の未来を明るくするとは思えません。それに、「みんなが叩くから私は正しい!」って、まるで子供のケンカみたいな論理。少なくとも、政治家としては、こんな言い訳を使うべきではない。
選挙戦が終わった後、支持者が「目が覚めた」とか言っているのを聞くたびに、**“目を覚ます”って、結局は過去に何度も見た痛みを繰り返すことになるんじゃないのか?**と思わざるを得ません。このまま“強くて偉大な日本”を目指すなら、核武装や徴兵制で本当に国を守れると思っているのだろうか?
結局、どうしても目を背けられない現実に直面したとき、やっぱり**「最も危険な敵は、夢を語りすぎる者」**だということを思い知らされます。
ネットからのコメント
1、極右的発言が世間の注目を集め大躍進した酸性党。このままでは日本にとって危険な政党と成りかねない。政策や発言を中和することを選択すべし。また、未熟な当選者が政策ビジョンを問われてもまともに答えられない場面が多かったが、今はいい。しかし、有権者は待ってはくれない。代わりは五万といるので。しっかり勉強して有権者の負託に応えられるような政治家になることを望む。
2、「この人だから戦争になる」とかそんなことはないとは思うけど、スプートニク出演問題でも徴兵制発言でも、ひたすら代表が反論して、本人が説明しない姿勢には政治家として極めて疑問です。説明責任って政治家の「一丁目一番地」だと思いますよ?今後は説明しないわけにはいきませんよ?
3、参政党が掲げる「核武装」や「徴兵制」は、日本国憲法の平和主義と国際的非核三原則に逆行する危険な主張であり、現実的な安全保障よりも感情的なナショナリズムに依拠している。核兵器保有は国際的孤立を招き、安全どころか新たな脅威を生む可能性が高い。また、徴兵制導入は個人の自由と人権を著しく制限し、現代の防衛ニーズにも合致しない。減税政策は一見魅力的だが、財源論を欠いたままでは福祉・教育・防災などの公共サービスを脅かしかねない。
さらに「外資排除」の主張は、経済のグローバル化を無視し、閉鎖的かつ排外的な経済観に立脚しており、企業活動や投資環境に深刻な悪影響を与える恐れがある。これらの政策は短絡的な国粋主義に傾き、冷静な政策論としての成熟を欠いている。
4、海に囲まれた日本を守るのに、陸軍主体に兵力を増やす徴兵制をとるのは賢明ではありません。日本を守るのに必要なのは、海軍と空軍です。また、20歳前後の貴重な労働力を経済活動から国防にシフトさせてしまうため、経済の停滞を招きます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/99ace6bd81ab5e3dc6498273179a0546ffcafc47,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]