このニュースを見た瞬間、ただただため息しか出なかった。千原せいじが河合ゆうすけに向かって放った「お前、いじめられっ子やったやろ」という発言、まさか今の時代にこんな暴言を吐く芸人がいるのかと、驚愕を通り越して呆れた。
芸人がコメンテーター席に座る理由として「時間管理」と「共感」が挙げられるけれど、それって本当に芸人じゃないとダメなのか? コメンテーターとして求められるのは、**「的確な情報」や「深い知識」**じゃないの? むしろ、笑いを取ることを優先して、こんな失礼な発言をする芸人を重宝する理由がわからない。
テレビ業界の「時間短縮」「簡単に共感を得られる」という風潮が悪循環を生んでいるのでは? それが結果として、問題発言をする人間を**“面白い”として許容してしまう空気を作り出している**のかもしれない。こういう風潮が続けば、笑いのために傷つける言葉が「面白い」とされる時代が続くことになる。
「本当に求められているのは、笑いを取ることではなく、言葉に責任を持つこと」 それを心に留めて、私たちはもっと賢くメディアを見つめるべきだろう。
ネットからのコメント
1、芸人がコメンテーターだけでなく、野球などスポーツ番組歌番組など、もはや、どの番組にも溢れている。それぞれの分野に精通しているどころか、縁もゆかりもないのに、コメントしている。視聴者側には一素人のコメントでなんら参考にもならない。芸人を起用して適当に意見を流して番組作った風にしている、制作側の意識の低さを視聴者として感じます
2、情報バラエティーのコメンテーターとして芸人やタレントなどが出る番組が多いのですが、記事にあるようなメリットの一方で、デマや誤情報の発生源になることも多々あります。番組側がきちんと情報を調べ裏を取り、正しく伝えようとしていても、コメンテーターが不勉強や思い込みなどで発した一言によって、それらの努力が無駄になり、さらにゴシップメディアが著名人の一言を切り取って記事にすることで誤情報が拡散されていく、という構図はしばしばみられるものです。
3、コメンテーターには発言の責任を持って欲しい。あまりに身勝手で無責任な人が多すぎる。知らないのに平気で語ろうとする人もいる。発言が誤りで、謝罪して終わる話でもない。芸人を使う、つまり政治がバラエティー化してるということ。芸人使ってるから、誤る事はあるし、仕方ないよね、という制作側の逃げの姿勢が丸わかり。マスメディアがこの有り様だからこそ、YouTubeとか別の媒体で特定の団体を持ち上げるような動画が横行する。日本のマスメディアに関わる人で、日本の政治まで真剣に考えて番組制作してる方はどれだけいるだろうか。
4、私はテレビで、その分野の「素人」の意見を聞きたいとは思わない。「素人」は日常生活を送る私の周囲にいくらでもいるので、その人たちから話を聞けば十分である。だから、私がテレビに求めているのは、専門家もしくはそれなりの知識・識見を有した人(一部の芸能人にもそういうった人がいることを否定はしないが、圧倒的に少ないだろう)。
スポーツ番組も含め、そういった人を減らし、「素人」を増やしていったので、テレビはダメになったと思っている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2bb484e6ead77594159e5f6c812a90c060450a66,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]