ああ、またしても終わった。「あと1球」という瞬間に心が震えた。試合の終わりに観客席が温かく拍手を送る…こんな展開が、青春の一ページとして語り継がれるんだろうか。でも、少し冷静になって考えてみろよ。「勝負しなかった」、これが一番引っかかる。
監督の八木崇文さんは、強打者・阿部葉太に勝負を挑む選択をした。敬遠しなかった理由は「勝負したかったから」と。え、待てよ。だって、一塁が空いてるのに、なぜ勝負する?勝負するってことは、リスクも伴うってわかってるよな? そしてその結果、ストレートで打たれてサヨナラ負け。この流れがなんとも言えない。結局、「勝ちたい」って気持ちだけじゃ勝てない、その現実に打ちのめされる。
監督が「執念の差で負けていない」なんて言うけれど、執念だけではどうにもならない。相手の強打者を敬遠しないことで、逆に自分たちの弱点を露呈したような気がしてならない。要は、勝負のタイミングを誤っただけの話だ。「理想だけじゃ試合は勝てない」、これが現実なんだよ。
最後に思うのは、人生って、理想通りにはいかない。どんなに計画を立てても、最後は偶然と運に左右されることもある。だからこそ、今を精一杯生きろ、後悔だけは残すな。
ネットからのコメント
1、阿部は超高校級な打者で、二死23塁1点差なら、敬遠が王道。 でも、投手は勝負したい、監督も勝負させたい。それで打たれたら仕方ない。 もし敬遠して今日は勝ったとしても、甲子園へ行くのは、かなり難しい。 ならば勝負してよく、打った阿部も、打たれた投手も、いい経験したね。 見てるファンも、勝負してくれて気持ちいイイ
2、会社の勤務時間だったけど気になってネットでちらちら見てました。敬遠もありだけど、勝負してよかったんじゃないかなって思いです。高校野球だけど勝負だし、負けたら終わりだけど、あとから逃げたって思うのも悔いが残るし。選手の気持ちもあるけど、監督の思いもきっと選手たちに伝わるって思います。何年後かに選手たちはあの時逃げないで勝負してよかったて、きっと思うと思いますよ。
3、勝ち負けは、結果。お互いが、正々堂々と勝負したことに意味があると思います。あと一球で勝てる、あと一球で苦楽をともにしてきた仲間達と大好きな野球が出来なくなる。色々な思いが交錯しながらも、ガチンコ勝負に挑んだ両チームの思いに心が打たれました。ナイスゲームでした。将来、この試合が皆さんの人生で良き思い出として語られることを願っています。
4、阿部選手との勝負を選んで打たれた、そして負けました。けどそれ以上に平塚学園として得たものの方が大きいと思います。正々堂々、正面からぶつかって横浜を上回らないと意味がない、そんな心意気でまさに人生をかけて監督さんも選手たちもこの一年やってきたのでしょう。
その気持ちが滲み出ていました。負けた事は本当に悔しいだろうけど、阿部選手との勝負を選んだ事を平塚学園の選手は誰も後悔していないのではないでしょうか。どれほどの思いでこの試合に臨んだか、彼らの努力が目に浮かぶほど、そのぐらい、気持ちが入った勝負でした。そして涙が出るぐらい、素晴らしい試合でした。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f011fa14526cb720b32bc3dad8ddb5da67eb0aee,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]