イチロー氏の野球殿堂入りに感謝の言葉が並ぶ記事だが、この話を聞いて最初に思うのは、「父親への感謝って美しい言葉だけど、それで本当に全てが語り尽くせているのか?」ということだ。もちろん、彼の成功における家族の支えは計り知れない。しかし、成功者たちが語る感謝の裏には、綺麗ではいられない人間のドラマが潜んでいるのではないかと勘ぐってしまう。イチロー氏が語る「自営業だったから可能だった」という部分も、実際にはどれほどの家庭の犠牲があったのか。多くのサラリーマン家庭ではその犠牲を負えない。「運が重なった」というのは、聞こえはよいが、単に現実の厳しさをぼかす言葉にすぎない気がする。私たちが本当に注目すべきは、「運が良かった」成功者の証言ではなく、その裏側で「運が悪かった」とされる者たちへの社会的な配慮や支援のあり方ではないだろうか。成功者が感謝する影で、何が犠牲となっているかを見つめ直すべき時代が来ている。
ネットからのコメント
1、イチローさん、チチローさんと不仲だった時期があったって何かの記事で見た事あったけど、ここに来てそんな関係も改善できたのかな。いずれにしても、チチローさんがイチローさんの事をずっと大事に思っていることは、間違いない事実だと思います。
その事をイチローさんも理解していたのではないかとも思います。
2、何か安心した。色々な感情があっても、やっぱり自分が親と同じ歳になると親が子供の頃の自分にどれだけの愛情と時間を費やしてくれたか実感できる時あるよね。
3、若い時は親に対して思うことがあったとしても、自分も年をとり、まだ親も老いてくると、感謝の感情が湧いてきたりもするよね。親ガチャなんて変な言葉が流行ったが、結局は自分にとって意味のある環境に生まれてきたのだと。チチローさんもいい歳だろうし、良い関係になってることを期待します。
4、小さい頃は自分でできることは限りがある中で、家は世界そのもの。親の存在がほぼ100%人格や成長に影響する。その一番弱い時期に親が最大限の協力をしてくれたことが嬉しいんでしょうね。不仲説も囁かれていたけど、親子なら不仲になることも当然あるでしょう。しかも真実は分からない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3dca14b7ea1ab2257a39b0d1dcdd6e097488ffb9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]