F-15Jのアップグレード計画を目にした瞬間、思わず吹き出してしまった。この計画、何とも言えない「平成の残光」感を漂わせている。半世紀前の機体を最新鋭機と同等の戦闘力にするなんて、まるで自分のガラケーをスマホ並みにしようとする夢物語のよう。技術の進歩を無視して「アップグレード」で全てを解決しようとする発想は、なぜか時代錯誤的で笑える。
もちろん、国防において費用対効果を考慮するのは大事なこと。しかし、計画が進むごとに費用が膨れ上がり、一兆円を超えるってどれだけの贅沢品を夢見ているのだろうか。まるでスーパーでついつい買ってしまう「高級食材」をかき集めた後のレジで初めて現実を見る瞬間に似ている。
話は変わるが、「日本スーパー迎撃機」だなんてネーミングセンスも、どこか痛々しい。まるで特撮ヒーローのようで、かえって不安を煽る。時代遅れの機体を無理矢理磨き上げて最前線に立たせるより、未来を見据えた新しい戦略の構築が急務ではないだろうか。
「過去を引きずる者は未来を見失う」—古きを保ちつつも、新しい一歩を踏み出す勇気が今の日本には必要だと感じる。
ネットからのコメント
1、単純計算だけど、F-15EX1機135億円×68機で9180億円。国内の防衛産業を噛ますとしても、1兆16億円もかけて改修するのが馬鹿らしくなる。ていうかステルス性の付与と地上攻撃能力の獲得が目的なら、1機173億円のF-35を68機1兆1764億円で買うほうが、長く使えてお得では
2、イーグルやトムキャットは、その洗練されたデザインは個人的に今も色褪せていない。でも戦闘機と言う使用目的上、旧型を改造改修すると言うのは色んな意味で機体が気難しくなると思うし、パイロットの熟練度によって乗り手を選ぶような気がする。
車なんかもそうだけど、昔と今とでは高性能スポーツカーの操縦性って雲泥の差があるのと一緒で如何頑張ってもトータルで考えると最新鋭機には及ばないと思う。少しづつでも他国に旧機を売って、最新鋭機を導入した方がパイロットの負担も減ると思う。
3、構想止まりになったがF15をステルス化した。F15SEは、ステルス化のために作戦行動半径は大幅に制限されるた正面からのステルスはF35に匹敵するものがあったというが結局、採用国は現れなかった第四世代機をステルス化するとなれば、やはり無理が生じるのだろう肝心の能力が削られてしまう。まあ、F15Jの改修型は、ステルス化はないみたいだが対地攻撃能力の付与などを行うそうだねしかしベースのF15Jは、F15C/DだしF15のマルチファイター型のF15Eは、旧型より基本設計から見直している近代化改修を無理にしてもF15Eもどきにしかならないだろうにな
4、半世紀前の1975年からさらに半世紀遡ると1925年、第一次大戦が終わった後で、飛行機はまだプロペラ式で機体は木の骨組みに布を張った複葉機の時代だった。そこからF15までの50年の飛行機のめまぐるしい進化に驚くと共に、F15からの50年の変化の乏しさに愕然とする。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8323a86f3fd51abbfb256f8a79f52211aec548ac,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]