世の中には驚くべきニュースが尽きないが、今回の件はその中でも一際目を引く。51歳の女性が2232万円もの金塊を詐欺により失うなんて、まるで悪夢だ。それにしても、自動音声に従って金塊を買い、公衆トイレに置くなんてシナリオが、現実となるとは誰が想像できただろうか。「スマホが使えなくなる」程度のことで人生の大事な決断をする時代は、もはや終わりにしよう。
騙された側に非があるとは言わないが、情報に対するリテラシーの欠如が問題だ。現代社会は情報の海だ。その中で何を信じるか、何を疑うかは個々の能力にかかっている。しかし、「無罪を証明するために金を購入してほしい」という論理に、それなりの年齢の大人が引っかかるという現実に、どう向き合うべきだろうか。
「心当たりのない方は#1を」って、どこぞのゲームショーか! ユーモラスにさえ見えるメッセージに、なぜ全財産を賭けるのか。その背景には、教育や周囲の支えが不足しているのではないかと思わざるを得ない。
最後にこう問いかけたい。情報の信憑性を見極める目を持たないことは、自分自身を無防備にすることと同義だ。詐欺が存在し続ける限り、私たちはどれだけ「目を養う」ことができるのだろうか?
ネットからのコメント
1、同じような電話がありました。#1を押したら男が出て「お名前をお願いします」と言われたので、「そっちから掛けてきたんだから名前ぐらいわかるだろ」って言ったら電話切られました。要するに、こんな手口に引っ掛かるのが理解できません。
2、本当にどうしてこうなるかわからない、でもそうする層もあるんだな。と異文化を受け入れる時にする理解の方法しかないのかな?他人事だけど、こういうことは起こってほしくはないんだけど。今やってる注意喚起じゃダメなのかも?金塊を買ってトイレに置いてしまうなんて常識がある人には、はあああ?って思われる人たち人は、それが聞こえる場所が場所が一般の生活圏じゃないのかも?だって同じことが延々報道されてるのに知らないんだから。詐欺に遭ってしまう層に聞こえるような注意の方法ってどんなのか研究した方がいいんじゃないだろうか?
3、「口座売買の容疑がかかってる」の警察っぽい話と「金塊を買って公園のトイレにもってこい」という犯罪っぽい指示がどうしてこの被害者のなかで(同じ警察官のことばとして)整合してしまうのかほんとうに不思議。今後の防犯のためにも是非分析してほしいです。
4、>51歳女性、2232万円分の金塊失う 「携帯電話が使用できなくなる」「心当たりのない方は#1を」などと電話…指示通り金塊4個を購入、公園の公衆トイレに置き失う 連絡がつかなくなり警察に相談、事件が発覚世の中では毎日の様にニュース等で詐欺に対する注意喚起が成されているのに未だに詐欺の被害に遭う人が居る。
こう言っては申し訳ないのだが、救いようが無い。疑うとか、考えるとか、出来ない人達なんだろうな。今の世の中では生きて行けない。君子危うきに近寄らず。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ce76f646cc8b4aaef17d81ff5b08859ba267e97f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]