東大卒、それで農業を選ぶ度胸。しょっぱなから驚かされる彼の選択。一般的には、東大卒と聞けば、バリバリのエリート街道を突き進む姿を想像するが、「年収15万円の米農家」とは、もはや異次元世界すぎて、脳内ショックが走る。
国民の金を使って農業? その批判、的外れもいいところ。農業は個人事業に留まらず、食糧安全保障の要でもある。補助金を利用することに文句を言うのは、消防車を呼ぶときに水代を請求するようなものだ。自分たちの生活に直結する農業を支持しないのは、まるで自分で自分の足を撃つような行為だ。
SNSでの告白も、彼の狙いはただ「儲け話」にみえるかもしれないが、実は農業界の深刻な現状を世間に伝える役割も果たしている。年収15万円でどうやって生活するのか? それを聞いて「もっと良い嘘をつけ」と思う人もいるだろう。しかし、彼の発信がなければ、日本農業のレアリアリティショーを誰が知っただろう。
最終的に、彼の選択と勇気には敬意を表したい。「見えない金は存在しない金ではない」。補助金の恩恵を受けることで、私たちの食卓が成り立っていることを忘れずに。農業には夢と可能性があるが、それには見えない支えがあるべきじゃないか。
ネットからのコメント
1、新規就農者を増やす目的の補助金だから貰うのは良いんじゃないかな?以前は補助金目当てで新規就農して止める人が多くて制度が変わったと思うけど。米処でだだっ広い田んぼでも持っているなら別だけど、米はついでに作るものです。地域の特産品の様な生産、出荷、流通のバックアップが出来上がっている様な農産物を作るのが新規就農に限らず農家の収益だけでなく技術も向上します。
2、農業にしろ何にしろ自給率に直結する職業は国防と同意でもあると思うので、税金使ってでも増やすべきだと思いますけどね。儲かる儲からないの話では無い。訳の分からない場所に税金を使うぐらいなら農業等のサポートを国がして、成り手を増やす政策すれば良いと思います。
3、長年農業を経営してますが、去年は出費がかさみ初のマイナス所得と成りました。マイナス15万でした。しかし、控除額が110万あり、償却資産が80万あり、雑所得が60万あり、専従者給与で80万使っているといった内容であり、更に自給率が高いので生活に困る事はない状況です。今までの貯蓄や固定資産もあります。その上非課税世帯は色々と待遇されています。サラリーマンと比較して所得が極めて少なくなりますが、比較してクヨクヨと嘆かなくてもいいと思います。生活が出来なければ嘆きますがね。所得で比べると嘆く事となりますが、農業で生活できればそれでいいと思います。無理に稼ごうとすれば苦労するのみです。
4、農業等の特定の業種への国や自治体からの補助金というのは、税金を使って世話になっているように感じますが、本質は所得の再分配であり、国が食料自給率を上げるために農家に行っている政策ですから、ありがたく利用すればいいのです。もしこれを無くして、全ての農家が希望の価格で生産物を販売し、サラリーマンと同じ年収になるためには、生産物に価格転嫁されるということになるので、消費者はとても購入できないような価格になります。また、食料の輸入品が大量にあるなかで、価格競争にもさらされます。国内の人件費で高い生産物を作っても売れないので、多くの農家は生産作業に要した時間を度外視して、生産物を安く提供していますが、これは続かないので、国は食料の安定供給や自給率向上のために関税をかけたり、国内の農家に補助金を出して調整するという政策なので、堂々と補助金を受け取ればいいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/46ef4721183915b5577ee6727f8a1e6b4bc74559,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]