タイトルだけで深呼吸が必要だと思ったのは、他ならぬこの共産党インタビューだ。「革命は起こす?」と問う太田光に対し、田村氏の冷静な返答には思わず目を見張る。いやいや、革命ってそんなにおとなしく議会で議論するものなのか?本当にそれで納得するのか。太田も田村も60歳、同世代としてのシンボルが求められるのは分かるが、過去の「革命」という言葉を手品のように扱うのは如何なものか。
太田が武力革命、レーニン、スターリンを引合に出すその瞬間、歴史が大きなうねりを感じる。だが、田村氏は「誤りをみんなで認めて乗り越えている」と余裕の微笑み。いや、そこは本当に乗り越えられたのか?過去の影に怯えたままでないのか。「リアリズム」とは誤魔化されない真実を突くこと、ではないのか。
田村氏が資本主義の矛盾に立ち向かう姿勢を示す一方で、社会主義が神話のような存在になっていくのは**不思議な皮肉だ。搾取が当然とされる資本主義の中で、共産党の声は響くだろうか?**それは新たな希望となるか、ただの幻想か。
では、果たして議会を通じて革命を起こす日が来るのだろうか?その答えを探ること自体が、現代社会の大きな挑戦なのかもしれない。
ネットからのコメント
1、前から思っていたのだが、太田氏は「思い込みが激しく」かつ「それをストレートにぶつけるだけ」なので、ディベートが深まらない。反応を予め予想して「搦め手で相手の発言を引き出しその発言の矛盾を突く」といったテクニックが無いので、相手にいなされるとそこで終わってしまう。本人がこういうインタビューに出演することを希望しているのかも知れないが、こういう番組はもっとディベート巧者にやらせた方がいい様に思う。そもそもが太田氏はお笑い芸人なのだ。最近はお笑い芸人やアイドルタレントに「報道番組」をやらせるケースが多く辟易とする。視聴率を取る為かも知れないが、メディアとしては自殺行為ではないか。
2、日本共産党はその名に逆行して日本の民主主義を守るとか言っているじゃないですか、でもですね異論と唱えた党員を除名にするとか民主主義に逆行して共産主義そのものじゃないかと思いましたけどね。
3、太田光さんってもっと色々勉強してるものだと思っていましたが前回山本太郎さんとの話で噛み合わずあまりにも経済音痴なのに驚きました。これだけの知識でテレビの選挙ニュースのコメンテーターが出来るんだと思いました。出来たら他の方に変わって欲しいです。
4、共産・田村委員長 >「政治が進む方向としては搾取をなくしていく、そのために生産手段、企業みたいなものを社会化していく」生産手段を共有財産にする(共産主義)は、北朝鮮・中国共産を見れば資本主義以上に独裁になり民衆から財産を搾取している。
共産党幹部と民衆の格差は拡大し、資本主義より民衆を不幸にしている現実を見るべきだ。従って、共産主義を目的にすると民衆は不幸になる。それを防ぐ為にも共産主義は手段であり、その先にある目的を明確化しなければ国民は幸せになれない。その目的を明確にする党名の変更が絶対に必要と考える。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b04e41c65c9de466b5a885a1987211241a226d13,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]