藤川球児監督、巨人との勝利に浮かれるのはまだ早いのでは?さて、このカードが「大事」としきりに強調しているが、実際のところ、そんなに思い詰める理由があるのだろうか。阪神が今季13勝4敗という素晴らしい成績を誇っているのは事実。しかし、監督の発言にはどこか不安を感じずにはいられない。「数字を気にしてる余裕はない」とは、結局、目の前の勝利だけを追い求めているということなのか。
リリーフ陣への感謝を示しつつも、藤川監督にはもっと根本的な視点でチームを見つめる力が必要だ。彼が捕らえているのは短期的な戦術だが、長期的にはチャンピオンへの道をどう見据えているのか。盤石のリリーフ陣に頼るだけでは、いずれ終着点を見失う。
そして、巨人戦が「特に大事」という言葉にこそ疑問を投げ掛けたい。対戦カードの重要性を強調するよりも、なぜその重要性が生まれたのか、深く考察すべきだろう。この先を見据えるのではなく、今の瞬間だけに捉われることがどれほどのリスクを付き纏うか、藤川監督は気づくべきだ。勝利の数だけで評価が決まる時代は終わりを迎えるのだろうか、それともその先に待つのは誰も見たことのないスポーツの未来なのか。
ネットからのコメント
1、NPBで飛ばないボールが採用されて、野球の質が変わりました。タイガースの藤川監督はそこを理解して、とにかく投手の整備に力を入れてきました。そして、無理をさせないで勝負の9月に焦点を当てて、ここまで来ています。まだ、全開ではありません。チーム防御率1点台の投手陣に、さらにハートウィグという新外国人を補強しました。そして、早川投手を育成から支配下にしています。3月の工藤投手に続いて、今シーズン2人目です。今の野球はとにかく、投手の整備に尽きると思います。もちろん、その投手を現場で支える、坂本捕手の存在は大ですし、俊足の1番・2番と期待に応える3番・4番・5番のクリーンナップ、成長著しいショートの存在も大です。
2、対戦成績だけを見れば圧勝してる様に見えるが試合内容は今日の様な薄氷を踏む接戦がほとんど。なので後半戦も油断は禁物。でもこの接戦を勝ち切るチームが最後は上手い酒を飲む事ができる。明日はさすがに石井と岩崎、及川、湯浅は使えないだろうからイトマサの完投か打線が爆発して楽な展開にして欲しい!
3、本当にブルペン陣は藤川監督の期待に応えてくれてるな。ブルペンは岩崎の存在が大きいかと思う。以前藤川監督が解説時代に、ご自身のブルペンでの経験を、岩崎にはアドバイスしていたから大丈夫です、と解説で話されていたのを聞いた事がある。スアレス・ドリスらの外国人リリーバーが活躍していた頃も、岩崎はセットアッパーの役割を担ってくれていた。
経験豊富な選手が、若いブルペン陣を見守ってくれてるのかなと思う。
4、延長に入る可能性も考えるとネルソンは取っておきたかった。湯浅が5~6回の間隔が開く難しい跨ぎをこなしてくれたのが大きい。投手の頭数を考えると誰かで跨がせるプランだったんだろうけれど、そう考えると5回の中山のライナーでダブルプレー取って、5回の湯浅の球数が多くならなかったのが良かった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/374986ccf546476bc34303c33660bbf00c4ffa50,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]