フジテレビの最新動向を目にしたとき、古き良き時代の終焉を感じざるを得ませんでした。「再放送やめたらワイドショー」という、まるで使えなくなったポンコツ車を新車と偽るような手口には、視聴者を愚弄しているとしか言いようがない。スポンサーが逃げる理由も、うなずけます。
フジの午後帯の低迷はただの視聴率問題ではなく、クリエイティビティの危機そのものです。新しさを模索するどころか、他局の成功例を追随するばかり。「ミヤネ屋」や「ゴゴスマ」の後ろをついてくるだけの姿勢が、テレビ業界に口先だけのイノベーションを植えつけています。
「ぽかぽか」からの低視聴率の連鎖、これを解決するどころか、問題をさらに複雑化させる形で済ませようとする企て。もし「とれたてっ!」がうまくいかなかった場合、どこまで言い訳を並べ立てるつもりなのか。
フジがこの手に頼るのは高齢化した視聴者を足蹴にする行為。新時代の期待を乗せて番組改編に踏み切る一方で、業績回復を優先しすぎて信用を失わないよう、真の勝者とは何かを見つめ直すべきではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、つまらないバラエティをやるより再放送をしたほうがいいのにって思ってたけど、こういう仕組みがあったのか!?そして、ゴールデンタイムに出演者が無駄に多い理由も分かった。
だけど、そもそも製作費が多いほど、スポンサーからの収入が多いというシステムにしている理由がわからない。自分がスポンサーなら、製作費なんか関係ない。見やすく、分かりやすい良質な番組を作ってくれて、視聴者がちゃんと自社のCMを見てくれる番組を望む。そして当然、広告費は安いほうがいい。
2、目先の利益を見たら確かに再放送は儲からない。でもコンテンツとしてアニメやドラマの再放送は視聴者層を拡大し、将来有望な収益源になる事もある。実際、アニメのルパンやガンダムは再放送で人気が出たし、自分も再放送で知った世代。最近も映画化した40年近く前のドラマも再放送を何回もしていてよく見てました。
3、ワイドショーを天気以外あまり見ない身としては、午後の再放送はかなり貴重なんだよな。テレ朝は2時間サスペンス、フジは過去の連ドラの再放送にした方が、見る選択肢が増えていいのに。最後から二番目の恋も、再放送しててハマったから月9も見始めた。フジのワイドショー参入は意味ないと思う。
4、>2024年度の個人視聴率3冠王はテレ朝だが、CM売上高では日テレがかなり上。テレ朝の売上高が約1743億円なのに対し、日テレは約2221億円である。フジテレビは中居問題でスポンサーが撤退してCMの売上が減ったけど、日本テレビも24時間テレビの募金着服やセクシー田中さんの原作者が絶筆したといった大問題があったのにほぼノーダメージだったのか…フジみたいに全ての番組からスポンサーが撤退するなんてことはなくても、該当の24時間テレビやドラマからスポンサーは撤退してもおかしくないような重大事案だと思いますよ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bd089998b5cea72d86a3e194f3180f701aab2f74,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]