相撲観戦に行くと、力士たちの真剣勝負に心打たれるものだが、最近のファンの振る舞いには辟易とすることも多い。今回話題になった怒号のような声援、これは一体なんだろう。声援というよりまるで自己陶酔の大合唱じゃないか。「自分に酔ってるだけ」という批判が的確すぎて、まさにその通りだ。
どれだけ推し力士が好きなのかは知らないけれど、あの品のない叫び声は力士への敬意の欠片も感じられない。むしろその瞬間、アリーナの雰囲気は冷や水を浴びせられたよう。周りの観客の気持ちも考えないで、無神経に声を張り上げるのはマナー違反以外の何物でもない。
それにしても、怒号を飛ばすことに何の目的があるのか疑問だ。**「声援がスポーツの魅力を決めるわけじゃない」、そろそろ気づいてほしいものだ。**力士たちは静寂の中で集中してこそ、自らの力を存分に発揮できる。それを壊す無神経さには、ただただがっかりするばかりである。
最後にこれは問いたい。皆さん、あの怒号の中に熱狂ではなく冷静さがあれば、大相撲はもっと多くの人に愛されるスポーツになるのではないだろうか。
ネットからのコメント
1、今場所は立ち合いの直前や対愛の瞬間に変な声援がよくある。
せっかく新しい会場での初大相撲なのに名古屋の相撲ファンはマナーが悪い全国に発信しているようなもの。とにかく力士が土俵に上がったら勝負に集中するのでおかしな声援は絶対控えてほしいですね。
2、四日目の阿武剋-高安の取り組みでも、立ち合い前に怒号が飛んで解説が苦言を呈していた。常態化する前にそういった行為をした人間は出入り禁止にする処置を取ったほうが良い。
3、幕内の取組でも、ただ目立ちたいだけで変な声援飛ばす奴は居る。なかなかチケットが手に入らないのに、相撲好きな人ではなくそういう人にチケットが渡ってしまうのが本当に残念。
4、指笛する人も居ますが、下品すぎるので止めて欲しいです 指笛できるのが自慢のようにしてる輩も居るので 真剣勝負なのに冷めてしまいます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fd66ebb29083c8ec15eaf389ebaca7b8b5e9146f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]