タイトルを見た瞬間、救急車が有料化されるのって真面目な冗談なのかと思った。確かに「救急車、呼ばれすぎて困ってます」は現代社会の新しい合言葉かもしれないけれど、有料化するのは果たして正しい解決策なのか。現状、軽症で救急車を利用する人が多いのは事実らしい。でもそれなら、救急相談窓口や適正利用のための教育をもっと広めるのが筋ってもんじゃないのか。「適正利用」とはただのキャッチフレーズ?
悲しいことに、手元に現金がない学生や高齢者が「救急を呼んだらお金がかかるかも」と悩む姿も容易に想像できる。全員が無駄に救急車を呼んでいるわけじゃないし、重大な疾患が隠れていることさえあるだろう。そこで「救急車の有料化は救命率を下げる可能性がある」という懸念の声も当然だ。
一部では、費用を徴収したところ軽症者は減ったってだけで、意識変革につながったかは疑わしい。お金が絡むと、命と財布の天秤にかけられる状況が生まれることに、誰も驚かないの?
ぜひとも、救急の現場を真剣に見つめ直してみないか。あなたの呼んだ救急車、本当に代価を払うべき価値があるのか、その場で瞬時に判断できる自信はあるのか。
ネットからのコメント
1、有料化はありだと思うな。
友人(消防士)に聞いた話だと、免許あり40代が残尿感で要請。胸が苦しいと通報を受けて現場に行ったら、救急車まで走ってきた人が患者さんだった。とか、信じられない要請は多々あるとのこと。まぁ、半分は入院いらないだろうね。とも言ってました。それで件数が増えて休憩できず、コンビニ寄ったら苦情とか、さすがに気の毒だと思ったよ。
2、東京都中央区の中央区消防署の人と話したことがあるが、毎日平均20回以上救急車が出動しており、年間走行距離は20万kmを超えると言っていて驚愕したことがある。それでも足りなくて消防車で救急出動することも頻繁にあるとも言っていた。有料化もありだとは思うが、救急車を呼ぶほどではない場合出動を断れるようにするなどは難しいのだろうか。あとはアメリカなど有料化されている国との比較も知りたいですね。
3、生死に関わる乗り物の救急車は凄く必要です。電話を受け軽い症状だと緊急に必要無いので向かわなくてもいいと思う。緊急で一刻も早い緊急車が必要な場合は無料で願いたい。電話で緊急だと言われ出向いたが「救急車で行けば早く診察してもらえる」と言う安易な考えで緊急車の出動要請はペナルティをもうけたらいいと思う。
4、限定的な有料化が正解だと思います。効率化は必要ですが貧しさゆえに救急車を呼べず重症化したり亡くなる方が出る事は防がねばならないです。電話の時点で緊急性の低い依頼の場合に有料になる恐れがある旨を依頼者に伝えたらよいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/943c8544d0e442f17c395e19186220e5e74a6519,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]