ああ、また来たよ、玉川徹氏の「ポピュリズム政党」論。テレビ番組で毎回のように自分の意見を放つ彼、今回は参政党の躍進をポピュリズムとして切り取っているが、その言葉の裏に隠された意図にちょっとイラっとさせられる。「不満の向け先を作る」というその視点、どうも浅はかすぎる気がしてならない。
ポピュリズムは確かに、現状に対する不満をうまく言語化し、票を集めるための道具かもしれない。でも、その不満を煽ることで「本当の問題」から目を背けさせる手法には問題がある。玉川氏が言う「エリート」「財務省」「科学」なんて、結局は一部の人たちが自分の権益を守りたいだけだろう。どこかで見たような言い回し、「エリートが日本を支配してる」って、もう古すぎて吐き気がする。
そして、その後に来る「それが真実か?」という一言。彼の口からこの言葉が出るたびに、テレビの向こうの視聴者は「え、じゃあ今まで何を見てたんだ?」と思うわけだ。メディアは自分たちが選んだ「真実」を一方的に信じろ、というその姿勢が気持ち悪い。
要するに、ポピュリズム政党が出てきた背景には、メディアやエリートたちの作り上げた「現実」があるということを、玉川氏はわかっていないのか。
結局、変わらないのは現状を批判するだけの姿勢。誰もがその「メニュー」にどっぷりはまっているのだ。
真実は、テレビに映るものだけが全てではない。
ネットからのコメント
1、この番組見てたけど、無知な若者がSNS情報を鵜呑みにして投票に行った。投票率が上がるのが本当にいいのか疑問だという主旨の発言をしていました。今日一番の問題発言だと思います。テレビ新聞だけを信用している国民だけが投票権があるような発言。この人が公共の電波で発言するのは極めて危険だと思う。
2、何様なんでしょう ?有権者の1割以上が支持した政党に対してポピュリズムとレッテルを貼り、それが下衆な感覚だとばかりの説明、そして極めつけは間違っているというような締めくくり。自分の考えに合わない政党が躍進したことが不快でたまらないということをあからさまにした聞くに堪えづらい物言いだった。メディアはそろって投票率が上がらないといけない、若い人も選挙に行かなければならないと言っていたが、それが具現した結果が今回の選挙結果でしょう。メディアはまず受け入れるべきではないか。参政党の党首の話ではないが、玉川さんが公共放送でここまで〇〇にしたことで、また参政党の支持率が上がるのではないか。
3、兵庫県知事選に続いてのオールドメディアの惨敗。参政党をカルト集団のように見せ、外国人差別や他色々なネガティブネを報道したのに参政党の勢いを止めれなかった。
昔は「司法」「行政」「立法」「マスコミ」と言われ第4の勢力とも言われていたのに凋落ぶりがすさまじい。テレビの政治報道は偏向報道されていて印象操作目的だと思っている人が大勢いる。そういう人達はテレビで評論家やコメンテイターが持論を展開しまくろうが、パネルを見ようが娯楽感覚で見ている。
4、確かに選挙のやり方はとても上手いと思った。批判のネタを作って国民の共感を得る。それが今回外国人をターゲットにしてウケた。ただそれが本当に真実なのかわからない。どこまで信用ある政党なのか?けど自民公明倒してくれたことにとても感謝してることも事実。今後言ってることが正しいのか、問われると思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/08091517b646378e076b742618d83c5af1f4cfc9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]