正直言って、「日本人ファースト」と聞いた瞬間、寒気がした。まるで時代を逆行しているかのようなスローガンに、拍手喝采を送る人がこれだけいるとは。「国を守る」の美名のもとに、排除の論理が拍車をかけている。

減税や積極財政は耳障りがいい。でも、その裏で外国人を“制限”という言葉で括る感覚に、危うさを覚えないのか？しかも既存政党がこの論点に引きずられる構図。本来なら「是正」されるべきは、グローバル化ではなく、思考の硬直だ。

スパイ防止法案の提出？そんなもの、政党の存在感アピール以上の意味があるのか。票を集めるために恐怖を煽り、外の敵を作る――それって、政治の最低限の品格すら投げ捨ててないか？

支持を広げたのは「単純明快な主張」らしいけど、単純な言葉ほど危険な武器になる。言葉は刃物、使い手の品性がすべてだ。

私は思う。これは参政党の躍進ではない、「分断の種」が土壌に根を張った音だと。そしてその種を育てるのは、私たち一人ひとりの無関心かもしれない。

ネットからのコメント

1、躍進がどこの政党であれ、先ずは一度自公等が大敗し、自公や既存政党と異なり日本や若者を大切にしようとする心構えの政党がその現実性や正しさとは別に選ばれる事が物凄く重要だった先ずはその一歩をやっと踏み出せた既存政党がまともならそのステップも要らなかったけどねここを転換点として、まともな政治家が増え、今は未熟でも次第に国政を担えるレベルに育ってくれる政党が現れ与党になってくれればと思う

2、シンプルに一定数の日本人の民度に合っていたんだと思う。このくらいの知識と教養と興味関心と思考力の人は確かに多い。普段はあまり表立って意見を言う層ではないから目立たないけど、潜在的にはこのくらいの票を集める程度は居るんだろうな、と日々働いたり暮らしたりしてる中で思ってはいた。

3、参政党、当選までは足りなかったけど、各選挙区で戦えるくらいまで票は集めてましたね。オールドメディアさんそれが民意ですよ。政策が違うので連携はできなくても、選挙対策として候補者調整を国民と出来れば衆院選はもっと良いところまでいけるかもしれませんね。

4、野党であるから議席が伸ばせたと思う。自分たちの政治がしたいから連立はナンセンスかな。また、躍進したからと言って自分たちの政策を無理に通そうと頑固にならず、他党とバランスをとりながら与党に対抗することが望ましいと思う