日本のニュース番組についてのフィフィさんの批判を読んで、「まるで幼稚なバラエティ」という表現がやけに胸に刺さった。たしかに、ニュース番組を見ていると、情報がまるでエンタメ化しているように思えることがある。ニュースとは本来、事実を伝え、視聴者に考えるきっかけを与えるものであるはず。それがいつからか、笑いをとることや視聴率を上げることが目的になっていないか。ニュースが教養ではなく、娯楽に成り下がる瞬間、社会全体が思想の砂漠に化す可能性がある。
そして、フィフィさんの母親の「日本はニュースが無いのかしら?」という言葉に、我々はドキッとせざるを得ない。情報過多のこの時代に、何をもって“ニュース”と呼ぶのか、そのラインがますます曖昧になっているのだろう。しかし、それを怠慢として片付けるだけでは、何も改善されない。報道の役割は、社会を映す鏡であるべきだが、鏡が曇っているのでは、私たちの行く末も霞んで見えるばかり。
メディアは社会の縮図であり、そこに映る私たちの姿が果たして本当に望むものなのか、この機に問い直す時が来ているのかもしれない。
ネットからのコメント
1、だからみんな見なくなったんですよ、ニュースといいつつバラエティ番組と変わらないですから。
事前に勉強すらしてないアイドルとかタレントがコメンテーターしてる時点で見る人を馬鹿にしていると思います。お昼なんかも新人の女子アナが都心の新しいお店とか流行りとか放送してますが地方民のほとんどは関係ないし興味ない。昔と違って地方でも数日後にはネットで買えますから憧れもない。ちなみに東京に一時的に大雨が降ったぐらいの事を何度も何度もニュースにしなくて良いです。全国ではもっと災害級に雨が降っている所ありますよ。雪もね。こう言うと、見てるじゃんって思われるかもしれませんが、朝は時計代わりにしてるか昼は職場の休憩室で流れてるか位ですよ。NHKを擁護する訳ではないですが、他の局でまともなニュース番組はあるんでしょうか。
2、日本のニュース番組について、フィフィさんの指摘は本質を突いていると感じます。最近のテレビ報道は、まるでバラエティの延長線上にあるかのような構成が目立ち、事実よりも感情や演出が優先されているように思えてなりません。これってディレクターがバラエティー上がりだからなの?SNS上の情報については「フェイクニュースが多い」と盛んに報じる一方で、テレビ自身の報道姿勢や編集方針には自浄作用が全く働いていないように見受けられます。スキャンダルや芸能ゴシップばかりが時間を占め、社会の本質的課題や国際情勢には表面的な言及にとどまることも少なくありません。本来、メディアには視聴者の知る権利に応える責任があります。
SNSの危険性を論じる前に、自らの報道姿勢を問い直すことをしていかなければ、テレビ=真実を映す鏡どころか、創作番組で完全終了です!
3、数字欲しさに偏光報道や、凄惨な事件でも煽りや、クイズ要素を入れて放送する各局のニュース番組なんて有害としか思えない。酷い事件が起きるたびにガッツポーズしてるんだろうなといつも思う。どうしても放送したいなら派手なセットや、どうでも良いコメンテーターを排除して、AIにニュースを読ませて、スポンサー無しで放送するべき。
4、あくまで自論ですが地上波のニュース番組(特にキー局)においてですが一番悪いのは「公正、公平な報道」という括りで縛っておいて平気で偏向報道をする事です。それがしかも何故に左派寄り限定なのか?私が人生観を変えられたのは関西出身なので観ることが出来ていた読売テレビがやってた「たかじんのそこまで言って委員会」です。ずっと番組ではこれを東京で放送したら問題になるから出来ないと言っていたのが当時はとても気になってはいましたが。TVerで今は観れますが本当にいい番組だと思います。保守的なコメンテーターも思った事をしっかり言うし、中立的な人、そして田嶋陽子さんもその中でずっと出演してるのも素晴らしいと思います。話は逸れましたが要は偏向報道だと堂々と言ってやればいいのです。公平な報道という枕詞が詐欺的だし不公平だと思います。報道特集は左思想の番組だとしっかり言ってやるべきです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0526b51935e601d1bb051bc7d252e9e4b4bf16fa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]