昔のアニメ制作現場の「遊び心」が、どれほど観る側にも楽しみを提供していたかをしみじみ感じる。そうそう、「隠れキャラ探しはまさに視聴者の特権！」 だったよね。しかし、今や版権管理がガチガチに厳しく、こういう遊びができなくなったのは残念極まりない。まさに「自由があったからこそ生まれたエンタメ」だったと言わざるを得ない。

そもそも、あの時代のアニメは**「クリエイティブなカオス」**だった。クリエイターたちが秘密のメッセージやキャラクターをこっそり忍ばせて、視聴者には発見の楽しみがあった。隠されていたキャラクターに気づく喜び、そしてそれを友達と共有する瞬間がどれほど貴重だったことか。

このノスタルジーって、ただの懐古趣味では済まされない。僕たちは、管理体制によって失われたものの大きさに気づかされるんじゃないかな。アニメだって「遊び場」だった頃があった。その「遊び場」でこそ、クリエイティブの芽は育つのかもしれない。考えてみれば、いまの厳しすぎる管理は、本当にファンのためになっているだろうか。「自由な発想は管理の外にある。」 固定観念にとらわれない視点を持ち続けたいもんだね。

ネットからのコメント

1、当時はVHSが普及し始めていたものの今ほど録画が気軽に簡単にじゃなかったから熱心に録画して何度も観る人じゃないと気づけないというのもポイント。

切り取って拡散されることもないので一部のマニアにだけに伝わるメッセージとなっていた。今じゃ無理なのはすぐに見つってしまうというのもある。

2、こういうのはある種のリスペクトもあるし出された方も嫌な気持ちはしないだろうつまんない世の中になったもんだ

3、本文でも触れているけれど「うる星」のト或る１話では、原作では名前だけの”御遊び”だった「北斗くん」がアニメでは外観もそのまんま＆CVも面堂役で出演されていた神谷明氏が担当して、ほぼホンモノの”北斗ケンシロウ”？が登場し、コタツ猫と闘う―な凄まじいのが有りました。。。違った意味で「うる星」が凄まじかったのは”亜美ちゃん”を登場させて「お兄ちゃん…」の台詞を言わせた事…（判るヤツは判る、当時ネタ）

4、Gガンダムでは最終決戦のときにモビルファイターに紛れてガンダムやゼータ、次回作のウイングガンダムなども出ていました。もう30年も経ったのですね。