この文章を読んで思わず唸る。GDPって結局、大きければ偉いっていう思考じゃないか?「中国のGDPは日本より大きいけれど、1人あたりGDPは日本の方が大きい」、だから何なんだって話である。国民の豊かさを語るなら、分母を人口で割ってしまうのは本当に良い考えなのか。そうすると、経済的な計算と、実際の生活の満足度はどう結びつくのだろう?
経済規模が大きいことが重要であるというけれど、それが本当に私たちの日常、幸せに直結しているのか?GDPが増えて、成長率が高いというその数字に、心の成長や幸福度も含まれているのか、何とも疑問を感じるところだ。
それにしても、経済評論家たちは数字の魔法で我々を惑わせようとする。**数字の裏には、経済の真実が隠れているのか、それともただの空虚な大きさなのか?**この経済指標の夢の中で漂う私たちの生活、それを評価する本当の指標は一体何なのか考えさせられる。
このGDPの冒険は、果たして私たちをどこへ導くのだろう?数字に踊らされるのではなく、私たち自身の価値を見出すべき時なのではないのか。
ネットからのコメント
1、「中国のGDPは日本より大きいけれど、中国の人口は日本よりはるかに多いので、1人あたりGDPは日本の方が大きい」確かにその通りで、いくら衰退先進国の日本と言っても、1人当たりのGDPで中国に負ける事はないとは思う。
だが、そのまさかが韓国との間では起きた。台湾に抜かれる日も近いだろう。何より辛かったのは人口が日本の3分の2しか無いドイツに抜かれた事だ。1人当たりでは元から相手にならなかったが、トータルでも抜かれた。日本の失われた30年が如何に凄い事だったかが良く分かる。バブル崩壊からやっと立ち直ろうとしている時に消費税を5%にして回復の芽を摘み取ったのが初手の大失敗だ。その後は非正規労働の拡大で衰退日本の道ならしをして、アホノミクスで総仕上げをした。普通の頭なら消費税を上げたら経済が収縮すると学ぶ筈だがそれを続けた。自公政権と霞が関の合作政府の働きは見事なものだ。
2、一人当たりGDP、日本が中国の3倍だから、日本人が中国人より3倍豊か、とみるのは正確ではない。実態は同じ程度じゃないのかな。もの、特にサービスに数倍の価格差があるからだ。ものの国際売買は同じ価格で行われるが、国内に来ると、まったく違うのだ。そして第三次産業=サービス業のGDP寄与度が高いほど、その乖離が大きい。
3、基本世界での経済統計の指標はドルをベースでされますから、円ベースで±ゼロでも、ドルベースでのGDPは円安10%ならばドルではマイナス10%となります。ある意味、アベノミクスというのは、円安によりドルベースでの価値を下げても、国内での円ベースでの価値を維持するというまやかしの側面を持つというのは理解しておいた方が良いと思いますが。
昨今の円安で、食品を輸入に頼る我が国の食品の物価上昇は、円で支払うのならば当然のことです。円安にもかかわらず、円でもらう給与が伸びない⇒これはドルベースの世界基準では給与が下がったということです。安倍元首相が意図したのは、そういったことが目的では無かったとは思いますが・・・
4、『中国の人口は日本よりはるかに多い・・・』だから心配しているのです。すでに日本と同レベルの収入の人が3億人います。日本人は中国では土地は買えないし、マンションも就業ビザと就業証明書(中国内の会社)が無いと買えない。外交は「相互主義」が原則のはず。中国は日本の10倍以上の人口を有する国、このままほっとくと大変なことになると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8851803f3197cf14a9e7a37b50573fc8e00886f5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]