大谷翔平がジーター氏から「まだ史上最高ではない」と評価されたことが、まるで新鮮な風のように感じられます。ジーター氏が築いた栄光の山を眺めながら、その影に立つ大谷を比較するのは一見酷なようでいて、実はとても重要な論点です。プロフェッショナルとは、瞬間の輝きだけでなく、その輝きをどれだけ長く続けられるかが問われるのです。

大谷が3度のMVPを手にしている一方で、ジーターがその称号を手にしていないという事実は、数値だけでは測りきれない価値の存在を示しています。それにしても、「何度MVPを取った？」という問いで彼の価値を一括りにするのは、中身のない評価の典型例だと思いませんか？スポーツにおける偉大さは、記録では測りきれない部分が多いのです。ジーターが持っていた毎年の安定性、そしてチームを勝利に導く能力こそ、彼を伝説たらしめた真の要因です。

それを考えると、ジーターの「時間が必要だ」という見方は、感情に流されず未来を見越した視野の広さを感じさせます。大谷の驚異的な記録が目を引くだけでなく、それをいかに続けるかが重要であることは間違いありません。近道を探すことはできません、それこそが偉大さを証明する本当の道なのです。

ネットからのコメント

1、大谷翔平選手はメジャーで新たな時代を切り拓きたい、世界で野球というスポーツを文化として広げたい。という気持ちの方が大きいのではないかと思います。今回のドラフトでもそうですが、大谷さんに憧れ、二刀流でやりたいという選手が多くいました。インタビューで大谷さんは、そういう選手、学生をしっかりと応援していきたいと言われていました。勲章や名誉はいらない。自分が現役でいる間、精一杯、自分がやるべきことを球場内外でやり切ることが使命だと思われていると思います。日本の子供たちに、「野球しようぜ！」が正にそれだと思います。

2、2022年の大谷が、MLB史上最高のシーズンを過ごした選手だと思っていますが、流石に史上最高の選手かと言われれば、そうではないと思う。積み重ねの総量では、まだまだレジェンドと呼ばれる選手と比べると足りない。例えばカーショウが積み重ねてきた実績と比べれば、まだまだ及んでいないと思う。私も、これから大谷がどれだけ実績を積み重ねるか、次第だと思う。

3、選手を評価するには結果が全てだ。その結果も年間を通じてのものと通年での成績と両面ある。大谷は年間での成績はメジャーでも群を抜く活躍を示しMVPも3度取っている。これからも活躍を期待したい。今でも大谷の活躍は素晴らしいものだが、これから5年10年と選手を続ける中でジータはもちろん誰もが認めるNo. 1の選手であって欲しい。

4、いいじゃないかそれは　ジーターの感想なんだからただの偏屈やアメリカ、ＮＹびいきじゃないよ数年後、今の調子でキャリアを重ねた大谷を見たとしたら普通に認めると思う。　　ただ、そうなるためにはやはり　怪我無く順調に年数を重ねる必要はあると思う