田久保市長が学歴詐称問題で“卒業証書”の提出を拒否したというニュースを聞いて、思わず苦笑してしまった。**「私の方では学歴を詐称しているという意識はなかった」の一言には、びっくりというより呆れるばかりだ。**意識していないから詐称じゃないって、どんな理屈だ?これが真剣な大人の弁解なのかと思うと、頭を抱えたくなる。
市議会が百条委員会を設置し、強い調査権限を持って調査するという動きも、少々コミカルに感じる。市長の学歴一つでこんなに大事になるって、ある意味日本の行政の透明性を示しているが、市民としてはもっと重要な問題があるだろうと思わずにはいられない。
「いえ!」と語気を強めた田久保市長の姿は、もはやコントの一幕のようだ。自己弁護に必死になるのは分かるが、その必死さが逆に痛々しい。それを覆い隠すためにさらに迷路に入り込んでいる様は、まさに「学歴ってそんなに大事?」と問いかけたくなる瞬間だ。
学歴の有無よりも大事なのは、誠実さと信頼性。田久保市長が今後どうやって信用を取り戻すつもりなのか、見ものだ。失った信用を取り戻すのは一瞬じゃない、それは時間と行動で示されるものだと肝に銘じてもらいたい。
ネットからのコメント
1、提出する気が無いのは最初から分かっていたが、日が進むごとにこの市長の呆れた行動が明らかになっていく。報道が事実ならば、出勤は気分なのか時間通りに来ない、職員が連絡を入れても電話には出ない、酷い時は出勤すらせずにサボり、何故か公務は滞りなくしているとの発言をしてしまう。職員からすれば、午前中に承認を得て午後には業者との打ち合わせなどの予定だった案件も、市長がサボってこないので承認が取れず無理でしたと恥ずかしい連絡を入れなければならないかもしれない。現状難しいが、市長などのトップでもあきらかに公務をやる気が無くいるだけで迷惑な存在を出勤停止や公務停止等の処分が出来るような仕組みは必要だと思う。
2、卒業証書を出せば全てが解決する事案で提出ができない、チラ見せした卒業証書は偽物ではないかと言われて否定する。で、客観的に見るとどうしたって田久保市長の言っていることが信用出来ないんですがね。刑事告訴に備えるって言うってことは訴えられるって分かっているイコール自分に非があるって理解しているからですよね。
3、市長は提出を拒否した根拠として、憲法第38条の「自己に不利益な供述を強要されない権利」を主張していますが、強要されない権利は供述です。提出を拒否する権利ではありません。つまり、憲法第38条に基づいて提出を拒否することは出来ないという事です。憲法第38条の解釈を間違えています。
4、いつかどこかで見たような、聞いたような、議論が全くかみ合わず、ひたすら自己保身のためだけに詭弁を弄する、醜態そのもののストーリ展開に、ただ唖然とする国民が多いと思います。
いよいよ参議院選の投開票が近づく中、政治の新しい風ともてはやされ当選した政治家のナレの果てをユメユメ忘れたくないと思います。他人への配慮や潔しを美徳としてきた日本人の長所を失うことは、兵庫県や伊東市だけに留めて欲しいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/41ec602c21a65d7cb4764422700ae7261773e5af,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]