ポケカがここまで“神格化”される日が来るとは、編集者人生でも想定外だった。60万円の紙切れ、5000万円の思い出。それって、本当に“夢”なのか?
もちろん、懐かしさやアート性を評価するのは否定しない。だけど最近のこの“祭り感”には、違和感しかない。**「思い出」が高騰するこの社会、もはやノスタルジーは資産運用。**公園で遊ぶ子どもたちと、ガラスケース越しにカードを見つめる大人たち。同じカードを前にして、目的は全然違う。
それにしても、盗難事件まで起きるとは。“レア”の概念が人の理性を奪う時点で、ゲームじゃなくなってる。**「愛着がある」なんて言いながら、結局はレートと相場を気にする毎日。**そのうちポケカに投資ファンドでもできるんじゃないか。
かつて「交換」が楽しかったポケカが、今や「奪い合い」になるなんて皮肉。価値が上がるたびに、純粋さは下がってる気がする。
“懐かしさ”が金になる時代、本当に守るべきなのは記憶じゃなくて、感情だと思う。
ネットからのコメント
1、Switch本体もそうだが、子供のおもちゃが投資や転売のターゲットになってて、一番遊んでほしい子供の世代に供給されない現状をどうにかしてほしいと感じます。
まぁ転売などなかった時代からポケカは手な入りにくかったかもしれないが、やっぱり今の大人だって子供のころの原体験があるから、これだけお金を出してでも手に入れたくなるんですよね。投資やコレクター欲のようなマーケット世界も大事かもしれないが、次の世代への文化も大人としてもう少し考慮してほしい
2、ポケモンカードを投資の対象にして、とりあえず発売されたら買う。値上がりを期待して1年以上待つみたいな人もいたな…自分は興味ないけど、欲しい人は値段気にしないんだろうね
3、去年は一昨年に比べて下火になったポケカだが、今年に入ってまた高騰カードが増えるなど、再燃してきている。一時はメーカー側の供給量がかなり担保できたように思えたが、今はまた完全に需要過多になってきている。1番大切なことは、子供の手元に一定数行き渡ること。カードゲームは、収集する楽しさ、様々なカードから自分オリジナルのデッキをつくり、いかに友達に勝つか?を追求する面白さがある。頭を使う遊びでもあるし、その点ではいい教育になるのかもしれない。子供から大人まで気軽に手に取れるようになることを願う。(余談だが、劇場版ポケモンの第一弾であるミュウツーの逆襲を久しぶりに観たが結構大人向けで、子供の時に感じたものとはまた違う感覚で面白かった)
4、甥が小さかった頃に遊びに来るたびに少しずつ買い与えていたポケカが、年を経てその甥のゲーミングPCと姪のスマホに化けたまあまあ有意義な使い方だと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5208db538ddcd93c996d84fb73d09f39952971aa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]