レトロな広告マッチが再び人気だって? え、今さらマッチ?電子タバコや禁煙法の時代に、あの「昭和の香り」が流行るって、どういうことなんだ? マッチと言えば、街角で配られていたあの色あせた広告物、今では喫煙者すら減って、タバコも電子化してる時代に?と思ってしまう自分がいる。
確かに、昭和のタクシーや飲食店で使われていた広告マッチ、あの時代のノスタルジーには触れたくなる気持ちも分かる。 でも、令和の時代にマッチの“エモ”を求める理由、果たしてそれだけでいいのか? だって、あの小さな炎、確かにロマンチックかもしれないけど、今どきライターすら使わずに電子タバコが主流じゃないの? 消えた火をもう一度灯す意味ってあるのか、正直疑問。
今の「レトロブーム」が本当に懐かしさから来てるのか、それともただの流行に過ぎないのか、わからなくなってきた。 “ノスタルジー”を振りかざして、昭和を懐かしむだけで本当に新しい価値が生まれるのか? とにかく、もう少し時代に寄り添ったものが出てこないと、ただの“レトロ文化の過去遺物”にすぎなくなりはしないかと不安でならない。
ネットからのコメント
1、昔は仏壇のローソクに火を点けたりする時に使われていたマッチですが、最近は本当に見かけなくなりましたね。
記事にあるように確かに喫茶店などでは今でも見かける時があります。デジタル化が進む中で、こういうアナログなものは、逆に新鮮に感じられます。便利な時代になったとはいえ、マッチにはマッチにしかない、(火に)温かみのようなものを帯びた雰囲気があります。昭和レトロブームの中にあって、お香やアロマキャンドルに使われたり、その価値が見直されているのは、懐かしさとともにうれしさが込み上げてきます。これからも色々な形でマッチが愛されつづけていくといいなと思います。
2、マッチで火を起こしたときの特有のニオイが好きです。ガスコンロやチャッカマンの火と違って、点火の瞬間に特有のニオイがしますよね。子どもの頃、手持ち花火に火をつけるろうそくや、キャンプの焚火をマッチで火起こししていたので、楽しい思い出とマッチの匂いが自分の中で紐づいているのかもしれません。他に思い出すのは、映画「トイ・ストーリー」の初代で、ラストシーンでウッディが使うマッチでしょうか。日本のマッチはマッチ箱の側面に擦り付けて点火しますが、映画の中では摩擦だけで点火しており。その事が不思議でした。後から、アメリカには摩擦だけで点火できるマッチが存在すると知りました。
3、もううちは誰もタバコは吸わないし、タバコを吸っていた当時も100円ライターを使っていたので、マッチはほぼ使っていなかった。今は実家の仏壇に使う位ですけれども、ライターと違って、なんとなくつける時も風情がありますね。
画像では箱マッチがメインで写っていますけど、よくスナックに行ったときには、2つ折りの紙軸マッチをもらった思い出があります。あれをさりげなく、一発で着火させるのが粋だったものです。
4、昔は外付けの風呂沸かす用のガス湯沸かし器の種火付けたり、薪ボイラーの着火によく使ってたんだけどね。ああ言うのを通して火の使い方と危険性を学んだりしてたし、蠟燭同様有事の際に便利だから今でも幾つかは家に置いてあるよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cf98397727f53a46eb1fdacf3b2e514b11c31e7f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]