ああ、また「日本人ファースト」か。こんなキーワードで票が集まる時代になったのか、と思わずにはいられない。SNSで騒がれている声を拾ってみると、「これこそが若者の声を代弁している!」とか「神谷代表、かっこよすぎ!」って、まるで救世主でも登場したかのような持ち上げ方。でも、冷静に考えてみてくださいよ。不安や怒りを煽ることが、果たして本当にリーダーシップの証明なのか? 言ってることは一見シンプルでわかりやすいけれど、それだけでは問題は解決しないし、むしろさらに複雑化させているように見える。
メディアはやれ「差別的だ」だの「極右だ」だの言うけれど、要はそれが「効いた」んだよね。人々が抱える不安に対して、わかりやすい敵を作るのがいかに政治的に有効か、実証してしまったわけです。この「外国人問題」を選挙の争点に持ち込むことで、経済政策の重要性が置き去りにされたことこそ、最大の問題じゃない?物価高、給付金、減税。これらを真剣に議論するべきだったのに、焦点がずれまくっている。
やっぱり、これが若者の力強いリーダー像なのか?もし「一つのメッセージ」で若者が支持するなら、そのメッセージがどれほど危険であっても、あっという間に広がってしまうのがSNSの力だ。
“分断”を叫びながら、どんな未来が待っているのか。 それを忘れてはいけない。
ネットからのコメント
1、どのような形であれ多くの国民が国や政治に目を向けるようになった事はいい事だと思う。今回参政党が大躍進したのは間違いない。ただこの選挙で終わりではなく、むしろ政党としては今後しっかりとした活動をしてもらう事の方が大切だと思う。支持者の思いがやっと議論の場に届くようになった、いわばステージに立てるようになったに過ぎない。自民党にしても初めから今のように堕落した訳ではなく、初めは民意を反映した良い政党だったのかもしれない。参政党支持者は今後も冷静に党の活動を見ていかなければならないと思う。彼らも人の集まりなのだから、いつかは間違う時もあるかもしれない。何もかもが間違いないと妄信するのではなく、時には疑い厳しい目を持つ事も必要だと思う。
2、支持層も全員が同じ思想では無いかと思うが、外国人のネガティブイメージから来る人も一定数はいるかと思う。気をつけなければならないのは、外国人を冷遇したとしても鬱憤は晴れても我々の暮らしは楽にならないこと、そして内政より海外に鬱憤を向けるのはどこぞかのアジアの国と同じことになるということ。
3、経済対策も少子化対策も外国人対策も教育も、全てが基本的な選挙の争点問題がある程度集約される地方選挙とは違い、国政でワンイシューでは戦えないと思う確かに、経済が弱くなったことで、子どもが生めず外国人を頼り外国人優遇の支援策が打ち出されるという繋がりがあるんだろうけど、個々に見ても重要な争点この国難に夫婦別姓やLGBTなどが最重要な選挙争点になることはあり得ず、何を重視した政策を掲げているかも今回の政党選びには大きく影響したと思う
4、参政党の躍進は、日本人に漂う不満をシンプルかつ明確に「日本人ファースト」という言葉で代弁してくれたのが大きいと思う。逆に、神谷代表の率直な言動もあって、「日本人ファースト」という言葉がひとり歩きしてわりと過激な政党のような印象も受けてしまう。(選挙ではインパクト重視のシンプルな言葉で演説していたので、実際の政策への意識はトーンダウンや慎重に感じるものもある)同じく躍進した国民民主党は、候補者擁立のゴタゴタがありつつも、玉木代表はあらゆるジャンルの知識も豊富で政策のビジョンもしっかりしているし、国民の最大の悩みである経済対策を重点にアピールしてくれて、現実的かつスピード感を大事にする政策が響いた人も多かったのではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2609185ce1fb6a6f301cf809c47df8ac335ac2da,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]