この文章を読んで、最初に思ったのは「またか、またこういう論調か」と。玉川徹氏のポピュリズムに対する警鐘は、まるで毎回同じ話をしているように感じる。でも、やっぱりその言葉には引っかかるものがあるんだよね。「ポピュリズム政党って、不満をうまく言語化して、それを向ける先を作り出す」って、まさにそれが今の時代の「流行り」なんだよ。政治家だろうが、企業だろうが、何でもかんでも「誰かが悪い、これが問題だ」と訴える。結局は『敵』を作り出して、自分の立場を強調するしかないのか?
でもね、私が本当に違和感を覚えたのは、玉川氏が「真実ですか?」と問いかけている部分。誰がどうやって真実を決めるんだ? メディアの『真実』が常に正しいわけがないだろう。視聴者が言われた通りに納得しているうちは、何も変わらないよ。この論調は、結局のところ「自分たちが選ぶべき方向を示す」ことに他ならない。どこかで誰かが決めている「正解」って一体何なんだろうね。
不満を解決するために、誰かを悪者にしても、問題が解決するわけではない。 それを「ポピュリズム」と呼ぶなら、もう一度、その本質を考え直さなければならない時が来ているのかもしれない。
ネットからのコメント
1、ポピュリズムをネガティブに捉えればそうなんだろうけど、ポジティブに考えたら、民衆が正しい情報を得て、自分で考えられるようになってきたとも言える。そしてこれまで情報で国民をコントロールしてきたメディアに対してもNOを突きつけられる時代になったということでしょう。ポピュリズムだのSNSのせいだのと周囲のせいにする前に、自分たちの報道姿勢がどのようなものだったか、振り返って検証し、反省するところからなんじゃないかなと思います。
2、日本は有権者自体過激ではない国だったので多少政治に不満が有っても今の構図にはならなかったがポピュリズム系が出て来て支持がこれ程までに高いと言う事に自民党や他の野党も含め自分達が如何に体たらくだったかの危機感を持ってもらいたい
3、「大事なのは、それは真実ですかっていうところ。だから既存メディアのわれわれは、それは真実ではありませんということがあれば提示しなきゃいけない」→何を偉そうなことを言っていやがる。今回の結果を「ポピュリズム」の方向に持っていっているけど、このような結果になったのも既存の「オールドメディア」の偏った報道姿勢に一般の人達が辟易してきた結果だよ。この「オールドメディア」の連中も、「私たちは真実を伝えなきゃならない」と言っていながら「報道しない自由」で自分達に不利な報道をしなかったのを視聴者は見てきている。なので、この「オールドメディア」の連中が偉そうに言う前に自分達の報道姿勢を代えていかなきゃならないんじゃないのかな。
4、SNSが悪いのは部分的にはそう。だけど、不法移民とか多すぎる観光客で迷惑している人がいるのも事実。日本人の不満も考慮せず、そういう外国人をホイホイと受け入れてきた今の体制にウンザリしている、だからポピュリズムが台頭するのも無理はないのでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1e879b66eca74ade08737ad0ebe28f4a46696df4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]