巨人と阪神の試合を振り返ると、「戦力差」がはっきりとしていることが見える。ベストメンバーを揃えられない巨人と、得意気に見下ろす阪神のリリーフ投球。なんとも豪胆な展開だが、本当にこのまま順風満帆なのか。
阪神が勝利を掴むために相手の自滅に乗じてきたというのは、どこか心もとない。でも、「数字上」の勝利は安心感を与えてくれるのだろうか。防御率1.95?チームは2点取れば勝てると信じている?信仰心のようなものを感じるが、これが計算違いになることもあるだろう。
そしてここで問いたいのは、「万全」とは何か。一時的な優位性に酔いしれているだけで大事なことを見失っていないか。故障者が復帰し、各チームの力が揃った時にこそ、その本来の力を試される。それまでに阪神がどれだけ「慌てず」にその誇りを守れるかが鍵となる。
結局、**本当に強いチームとは、困難に直面してもその核を持てるかどうかだ。**勝利にはそれ以上の価値が求められている。これからの阪神に何が待っているのか、興味深いところだ。
ネットからのコメント
1、真弓さんはタイガースがジャイアンツに力の差示すも万全ではないと仰るのもわかる、スタメンを見れば力の差はありそうだけど、昨日も今日もタイガースの拙攻で延長戦に持ち込まれたり、僅差の試合をしたりだから仕方がない。
ただ、今日もデュプランティエ投手が乱調と見ればすぐに継投策へ切り替えたり、選手起用にスキはなかった。僅差の試合で勝ち切る強さを見せてくれた。
2、デュプランティエ投手の疲労を考慮して、早めの継投に出たことが、結果的に良かった。デュプランティエ投手も、来日1年目ですごくよくやってくれています。日本で成功しようと頑張っている姿は好印象です。打つほうは、意外と言ったら失礼か、小幡選手の見事な先制本塁打と犠牲フライ。ますますの活躍を期待しています。
3、当たり前だ。真弓は今さら何をいってるの、という感じのコメント。どんな強いチームでも全選手万全な状態で全試合戦えるわけがない。必ず故障者や不調な選手は出るに決まってる。万全でないそんな時にどう選手をやり繰りできるかが監督の能力だろう。そして、そんな状況を予測してどう準備しておくかが監督としての仕事。藤川監督はその点において優秀。投手交代は遅れるととにかく悔いを残すし、試合を壊しかねない。投手交代は早めに、というのが鉄則のはずだ。リリーフ陣に絶対の信頼をおいているのがよく分かる采配だった。
4、故障者が戻っても成績を残せるとは限らない。逆に今、好調でもいつ怪我するかわからない。この危機管理がマネジメントとして重要。交流戦は佐藤選手を外野にして試したり、岩崎投手を使えない事を想定しての対応。結果は失敗したが、これで得るものあったと思う。そのスタディこそがマネジメント。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d362cda941dd82f3d9874afe8edfef9da0d02845,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]