参院選の結果を見て、どうしても胸に引っかかるのは、BBCが「参政党」を「小規模で右派的」と表現したことだ。**「右派的」**というレッテルを貼るだけで、なぜか一切の議論を封じ込めてしまう風潮がある。でも、これって本当に正しい評価なのか?単に「右派」だから問題、というわけではない。むしろ、排外主義的な言説に広がりを見せたと言われる参政党の背後に、どんな社会的背景があるのかを掘り下げるべきだ。
記事が示すように、外国人増加が物価に影響を与え、不満が広がっているというのは分かる。でも、その不満が「外国人が悪い」という方向に収束していくのが、実に危険だ。「移民=悪」という単純な図式にすることで、問題の根本が見えなくなってしまうのではないだろうか。
そして、ポピュリズム的な選挙戦を展開した参政党の姿勢が異常だという批判も当然だが、その異常さに引き寄せられる人々の心理を無視してはいけない。なぜ、これほどまでに「急進的な」政党に支持が集まるのか。それが単なる無知や偏見から来ているだけだとでも思うのだろうか?私たちの社会が抱える深刻な問題に目を向け、議論を尽くすべき時が来ている。排外主義が悪だとするならば、それを克服するために、どうするかを真剣に考えるべきだろう。
結局のところ、「正義」って誰が決めるんだろう?
ネットからのコメント
1、海外メディアが日本では極右が台頭していると報じるのは日本の国益にならない。その原因は参政党を全力で攻撃した国内メディア。欧州諸国は移民政策が失敗だったことに気づいていて、その失敗による不幸を輸出しようとしている。日本を格好の受け入れ先と考えているだろう。国連機関や人権団体が日本批判を始めるだろうが、外圧に屈せず選挙結果を踏まえた政策を遂行してもらいたい。
2、英国誌の書くこと=世界の意見 と勘違いしがちな日本人がまだ多いけど、「厳しい移民政策」とあるだけで胡散臭いね。スパイ防止法が無いことと、その緩さで主に中国からの流入が多く、移民促進を促す与野党から不安、不満があり云々、とかなら公平でちゃんと取材したと思うがそうでもない。そのため、この記事自体、議席を伸ばす参政党への脅威から支持層崩しのプロパガンダではないか?と疑ってしまします。ただ一つ言えるのは、現状に不満があり、自身で考え行動する方々がおられその数は増える傾向がある。ということ(投票率の増大を根拠にそう思います)
3、英紙は触れていないけど、”高齢者出産”についての党首の発言が物議を醸したり、主婦の価値を再認識するようアピールした参政党の候補者・支持者に予想以上に女性が多いことに驚かされた。当然ですが、いわゆるフェミニズムや過度な男女同権に全ての女性が賛成しているわけではないことが今回の選挙で顕在化したように思います。
4、そうやって、移民を受け入れてまくった国が今どうなったのか?まずは、そこをキチンと報道してください。そのようなフレームを作っては、都合のいいことしか報道しないから、みなさん情報をSNS等に頼ってしまうのです。既存のメディアと言う権威にあぐらをかいている人たちは、大いに反省していただきたい!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cb33d9814d3a2f5f2c00a2ab171bcbf22fd001af,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]