世の中、とんでもない記事に出くわすことがあるものだ。いや、これが21世紀のロシアなのかと思わず眉をひそめたくなる。**「国民の敵」として一括りにする、その乱暴さたるや、まさに権力の暴走だ。**ロシア法務省が外国代理人として名指しするのも、何とも安直なラベリングではないか。こうした制度があると、声を上げることすら息苦しくなる。
あの勇敢な男性、普通に生活している感覚がないだろう。彼がいつでも逮捕に備えている姿を想像すると、まるでSFか、過去の暗黒時代の再現のようだ。**自由という権利の本質が、こんなに軽んじられるなんて、「ロシアの価値」とは一体何なのか。**当局の裁量次第で価値観が変わるこの国で、人の生きる姿はどこまで屈服せず立ち向かえるのだろうか。
ロシアに留まり続ける理由に彼の強い信念があるのは分かる。しかし、現実を見てほしい。このままではどんなに努力したところで、砂漠に水を注ぐような虚しさばかりが残ってしまう。それにしても、こんな国で意見表明するリスクって、想像を絶するものだ。
でも、人間らしい生き方を求め続けるその姿は、現代のダヴィデ像を彷彿とさせる。彼は一歩を踏み出すことの重みを誰よりも知っているのかもしれない。
沈黙のために払う代償が、本当に自分の信じる価値に合うものか、一度考えなおした方がいい。
ネットからのコメント
1、ロシアの幼稚なプロパガンダでは前線の士気保てないだろうと思ったけど存外に長引いてしまってる徹底的な恐怖政治と情報統制で市民の声弾圧してるんだろうなこういう方の活動が実を結ぶことを祈ります
2、ロシア代理人と呼ばれロシアのプーチン政権の中に留まりロシア民主化を目指している勇敢さに感銘しました。特に目を引いたのはこの男性が「ロシア社会が変わるには、秩序や安定と引き換えに自由に考え、しゃべることをやめた人びとが、再び政治に目を向けるしかない」との固い決意を抱いている点です。確かに今のロシア市民の中にも決して心までプーチン政権に支配されたく無いと思う方々が居るはずです。この男性はロシア当局にいつか連行、投獄される覚悟を持ち鞄の中に必要な書物まで持っているなんて、なんと勇気ある方なのでしょう。一人の人が動けばその後に続く人々が必ず増えて行き、やがて大きな道が開かれると思います。ロシアの歴史が変わる事を願います。
3、日本にもスパイ防止法を勘違いして思想だけで罰を与えようとしてる政党がいますなあ。他の政党を親中親韓親米とか、外交交渉であっただけで親○○認定するくせに自分等の親露発言や露メディア出演には言い訳ばかり。
4、右翼も、共産主義も、行く着く先は独裁国家、軍国主義国家になる。
スパイ防止も、適正に使用される部分もあれば、それを自国の国民の選別に使われる場合もある。参政党は国家公務員、地方公務員は極端な思想はスパイ防止法を使って排除をするとも言っている。これは、右翼も、共産主義も、独裁国家として国内で使えば、国民を選別して、政権に反すれば逮捕、拷問されて獄死も起きる。参政党は右翼思想で、国民よりも国家が上になる国家主権になり、政権絶対主義とも言えるし、全体主義、軍国主義でもあり、戦前回帰での軍国主義での治安維持法にも類似をしている。国民主権、基本的人権などの民主主義を否定をして、政権国家を目指しているとも言える。日本人ファーストも、行く着く先は国民の選別になり、政権に反すれば排除をされる。参政党の一部のポピュリズム政策ばかりじゃなくて、参政党の全体像、本質も分かって投票すべきと言える。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6c988193bf303c373ddba26f9708a8a5c11261e9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]