庵野秀明氏が「プロダクション・アイジー」の取締役に就任すると発表された瞬間、思わず苦笑してしまった。このニュース、まるで日本アニメ界のドラフト会議のように見える。「アニメ界の重鎮がまた一つの椅子を手に入れた」といった感じだが、本当に必要だったのか?
庵野氏の実績はもちろん素晴らしいし、「エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」のような傑作を生み出した彼の才能を疑う余地はない。しかしながら、アニメ制作の世界において、新しい才能の育成がますます難しくなっている中で、大御所のさらなる拡大がどれほど建設的なのかは疑問だ。「アニメは新しい血が流れ込んでこそ進化するものだ」と強く信じている。
プロダクション・アイジーは元々、多くのインパクトある作品を制作してきた実力派の会社だ。庵野氏のようなベテランが加わることで、どんな化学反応が起こるのかは楽しみだが、その一方で新しいクリエイターたちの可能性を狭めることにならないだろうか。古き良き時代にすがり続けるだけでなく、新しい挑戦や冒険も一層求められている。
結局、アニメ界は変わり続ける世界の縮図だ。「新しいビジョンを示す者こそ未来を作る」と信じ、その場に庵野氏が何を持ち込むかを冷静に見極めるべきだろう。
ネットからのコメント
1、スタジオカラーと共同制作の怪獣8号でご縁が出来たとか…?まあ経営に締め出されてたガイナックス時代と比べれば、作りたい物や応援が欲しい時にはっきり言い出せる方が鬱に苦しむよりよっぽど良いよとりあえずヤマト待ってます
2、攻殻機動隊は今までの感じが良いのだが、庵野が関わると少し心配。
3、私は庵野氏の作品は素直に良いと思っている人間です。カラーだけでも大変なのにご兼任されるということでしょうか。またご無理されないか心配です。とはいえまた次の作品にも期待してしまいます。
4、いま作ってる攻殻機動隊ってカラーだっけ?攻殻機動隊は昔のイメージのままを希望。変にロボットアニメ化しないでね。あまりエバとかジークアスクのロボットのイメージは好きではない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e5ac2d964a31e87a481771b823fc679244c4742,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]