日本通運が希望退職者を募集するというニュースを見て、ついつい考え込んでしまった。組織活性化の名の下に人員削減をすることで、本当に変化に対応できるのか?さよならを言い渡されるのは、一瞬の決断で未来を左右されるということだ。彼らの人生の重大な選択に対して、日本通運は十分な再就職支援を提供するというが、果たしてそれがどれほど効果的なのか疑問だ。
企業にとっては「迅速な対応」が重要だが、その背後で働く人々の人生やキャリアについては、どれほど考慮されているのだろう?希望退職とは名ばかりで、実質的には意図せずして職を失う人もいるのではないか。迅速な変化に対応するために失われるのは、しばしば人間の尊厳と生計だ。
企業が持続可能な未来を築くためには、人間性を考慮したアプローチが必要だ。テクノロジーの進化以上に、人を大切にする価値観が企業文化として根付く時、真の改革が訪れるのかもしれない。人を切り捨てることで得られる利益は、その先に続く不確実性を伴うことを忘れてはならない。
ネットからのコメント
1、退職者も増やし、初任給や賃金を上げて、ある歳までは頑張って働いてもらうとかにどこの会社もなるんかな。10年も働いていたら、その人の能力わかるやろうし。人が足らないと言いながら、人を選別して減らす企業って増えるんかな。
2、人手不足で自民党泣きついて日本に外国人を連れて来るくせに日本人はどんどん退職させるんだよな。
要するに安く働く労働者が欲しいだけということがよく分かる。今回の参院選で自民党が与党から引きずり降ろされるから、もうそんな手は使わせないぞ。
3、日通に出入りしていますが、未だに営業所間の連絡をFAXでしていたり、やった感を出す為に上の人が謎ルールを大量に作って、作業効率が極めて悪いです。希望退職でなくて、無駄な人間に辞めていただきたい。こういうので退職する人は大抵有能な人で、目先の人件費は減らせるかもしれないけど、長い目で見てどんどん企業が弱体化していく気がします。
4、日通は対処が早いね。従業員に冷たいぐらいだが,それなりの追加を払うのだろう。企業としては生き抜く力はあるが、若い社員の士気はどうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8fe42c6817e894dc339999409b2ac48377db13b9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]