物価が上がって、財布のひもがキツくなる中、「富裕層の仲間入りをしたい」って思うの、わかるよ。でも、ちょっと待ってほしい。現実はそんなに甘くない。富裕層なんて、全体のたった2.75%、超富裕層なんて0.21%。夢見ているうちに、バラ色の未来が逆に現実の重さを倍増させてる気がしてならない。
「富裕層」という響きに魅力を感じて、資産運用や投資に手を出す人たち。だが待て、その「いつの間にか富裕層」なんて、リスクを背負って走った先の現実だよ。投資ってリスクもあるんだから、成功した時の甘い言葉だけを見て決めるのは超危険。損をすれば、どれだけ痛いか。
それにしても、この「いつの間にか富裕層」が増えてるっていう事実、なんかイヤらしい。努力の結果ではなく、運がいいからこそ!それがまかり通る社会になってるなんて、皮肉すぎる。
結局、上に登るために必要なのは、運と投資の腕前。大多数が見上げる「富裕層」になりたければ、自己責任の世界で生きる覚悟を決めろってことだね。だけど、そもそも最初から「富裕層であること」そのものが、一部の特権だって忘れてないか?
ネットからのコメント
1、人と比較せずに節約しながら家計を切り盛りしていき、子供がいたら人並みに育てるだけで人生の幸せはおおかた手に入る。
子供がいなくても、独身でも、誠実に生きて、頼りになる友達が数人いて、住むところ、食べるものに困らず健康であちこち出歩ける体力があればそれで幸せだと思う。お金はあった方が良いに越したことはないが、それだけでは幸せにはなれない。大金持ちでも淋しい人生のひともいる。人やその人の持っているものと自分を比較せずに、産んでくれた親に感謝しつつ地道に人生歩んでいくことが幸せの一歩なのかなあーとこの記事を読んで思った。
2、この分類に従えば私はぎりぎり富裕層になります。零細企業勤務の50代ですが15年ほど株式投資を続け資産が増えました。しかし暮らし向きは浪費などできずカツカツです。投資で得た資金を消費するのに抵抗感を強く感じるのです。利益の出ている銘柄は軽々に手放せません。いざ配当収益や売却益を得ても、次の投資機会への原資としてしか見ることが出来ず証券口座に入れっぱなしです。結局、生活は給与所得の範囲でということになっています。まあ月収の中からの貯蓄を意識しないで済むのは楽ですが。このような感覚では資産の増加が消費の活性化に繋がりません。投資による資産増推進は資金の滞留を生みトリクルダウンを阻害しているように感じます。社会全体の活性化にはやはり給与所得を増やすことが正道だと思います。
3、「富裕層が約2.75%、超富裕層が約0.21%とされており、ごく少数の限られた世帯のみが該当」なんて、甘い、甘い、庶民の不満を抑えるガス抜きのための記事かと思ってしまう。
「純金融資産保有額」だけでカウントしているから、そうなってしまう、保有不動産の時価で評価したら、東京で環七通りより内側に庭付き一戸建てのマイホームを持ってたら、それだけで富裕層です(もちろん敷地面積にもよるが)。それ以外でも、貸アパート、貸しビル経営など不動産投資をやっている人たちは、ちょっと余裕資金ができたら頭金にして次の物件をローン組んで買って家賃収入で返済していくから、金融資産は少なくても不動産王みたいな人がいっぱいいる。そういうのまで含めて考えたら、資産家は結構ふつうにいますよ。
4、定年まであと9年のサラリーマンです。30代から積立投資を続けて21年目、現在、金融資産6300万ほど。あと5年で1億到達を目指します。1億貯めて何がしたいという訳でもないけど、昔から「億万長者」というくらい、「億」はお金持ちのひとつの目安なので、とりあえず達成したいのと、老後1億くらい運用してたら、年金と運用益だけで、毎年800~1000万くらい使っても、死ぬまで元金を減らさずに生きていけると思うので。FIREすると年金も減ってしまうし、年金貰える65歳までは頑張ろうかと思うけど、それ以降は絶対に働かない(笑)
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dd39a9a28f423eeff4c9717e3f79266e6b499bec,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]