信じられないほどの低投票率と、それに対する各陣営の必死な訴え。まるで不良成績を取り繕うように、期日前投票を「救世主」として掲げる現状には呆れるばかりだ。私たちの民主主義はたったこれだけで救われるのかと疑いたくなる。期日前投票が増えたところで、本質的な政治への信頼感が回復するわけではない。
自民党も野党も、選挙戦略の一環として選挙期間限定で「必死」さを演出しているに過ぎない。若者の投票率増加に期待する声も聞こえるが、それはただの幻想ではないだろうか。皆、生活に追われている中、選挙は遠い国の物語と化している。何より、政治家たちの言葉が「投票率を上げるための戦略」にしか聞こえない悲しさよ。
注目すべきなのは、参政党の動きに対する既成政党の警戒だ。ネットでの支持拡大がどれほど効果を持つかは未知数だが、これが新しい形の政治参加を生む可能性もある。権力維持に躍起になる政治家たちは、こうした新勢力を甘く見るべきではない。
**ここで問うべきは、「私たちはどのような未来を望むのか」なのだ。**ただ投票率を上げることが、果たして理想の政治を生むだろうか?
ネットからのコメント
1、今回は、自民党政治に不満が噴出する有権者への受け皿があるから投票率も上がるかもしれない。
参政党の票がどこまで伸びるのか?前回は、48%ちょっとでしたが、今回は三連休の真ん中という投票には不利な日程ですが、今の政治を変えるためにも投票率50%を超えて欲しいところです。期日前投票は、数%多いという結果から良い投票率につながって欲しいです。2001年から、ずっと勝ち続けてきた参議院選挙の自民党に「終止符」を打つか、結果を見守りたいところです。情勢調査は、尾辻優勢が選挙期間中もずっと続いてたことからも、午後八時になって、すぐにNHKが「当選確実」を打つことも、十分あり得ます。男が強い社会の部分が残っていた鹿児島で、初の女性国会議員の誕生を待ちたいと思います。
2、明日の参議院選挙で与党が惨敗し野党政権で景気が回復したら今までの失政があからさまになり、今後与党が政権を握ることは2度とないでしょう。それ故、特に古参議案は必死です。負け方次第では、火中の栗を拾うような真似は出来ないので連立も期待できず、自民党が過去の政党になるかも知れません。
3、年度が変われば、税金が何十万単位の請求が波のように押し寄せてきます。それに消費税取られ、これでは経済が回らない。日本を良くしようという党に票が流れるのは必然の現象です。政治家は、自分のバッジと党のことではなく、日本人の民意をくむ政治をすることに気づくことです。民意をくむ政治をしていれば選挙は安泰で、逆に選挙対策、票がとれるか心配ということは、民意から離れた政治をしていることことに気づくことです。
4、今回の参院選での自民党の狼狽えぶりを見ていると、有権者が高い関心を持ってしっかり政治を監視していれば、おいそれと増税などは行えなかったんだろうと思うこと。政治的無関心こそが、自らの首を絞めることになることを、改めて気付いた人は多いんじゃないだろうか。30年の間に傷んだ日本の強さは、今回の選挙だけでは元には戻せない。常に政治に対する関心を失うことなく、しっかりと監視をし逃げ得を許さない認めないこと。令和10年の衆議院選挙に向けて、私たちもしっかり見て学び考える必要があると思います。奪われたものを取り返すために。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8acd5985541d2abcff4b4db95e1d5e8dd34b76ea,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]