夏休みになると、多くの人が「先生たちは長い休暇を楽しんでいる」と勘違いするようだけど、実際のところはどうなんだろうか。例えば松下隼司さんのインタビューを見ても、教師は夏休み中もろくに休めず、毎日出勤しているという。これはまさに「働き方改革」はどこへやら、という感じだ! 教師の職務がいかに過酷か、こういう話を聞くたびに胸が痛くなる。
しかし、これは教師に限らず、日本の労働環境全体に言えることかもしれない。教師もまた、一般企業のサラリーマン同様に「休みの日でも何かやることがある」現実を強いられている。なぜここまで働かされるのか、単に「子どもたちのため」だけでは済まされない問題が潜んでいるのでは?
「教師も人間だ!」 誰もが働き続けるのではなく、休むことの必要性についてもう一度考え直すべきではないだろうか。教師たちが心身共に健康である必要があるからこそ、より良い教育が提供できるのだ。次回、「低賃金高負荷」は教師だけの話ではない、というテーマで討論できたらもっと面白いかもしれない。「休むことを学べない社会に未来はない」。
ネットからのコメント
1、子供達がいる時は自分が食べる時間はほんの数分でかき込み食べ、夏休みは子供達に気を配る必要がないから45分の休憩時間をゆっくり使って食事をしたり休んだりできることに、とてもありがたいと思うことは異常だと思います。
文科省や教育委員会で働く職員は食事時間はほんの数分では無いですよね。
2、確かに夏休みは普段と違って緊張感は少なく、時間的なゆとりもあります。休みも取りやすい。この期間だけ見れば確実に「楽」です。しかし授業や子どもと接する時間だけが仕事なのではありません。そのための準備や環境整備が必要ですし、時間的にも普段は超過することが多いので、その分ゆっくり過ごしたい、トータルで見てもらえたらという気持ちがあります。例えば営業さんなら、お客さんと話している時間だけが仕事ではないですよね。調べたり資料等用意したりする時間も必要ですし、曜日や時間帯によって、忙しい時とそうでない時があっても、トータルで考えられているはずです。
3、一般の方は勘違いされているので声を大にして言いますが、夏季休業中は子どもは休みですが、教師は出勤です。(有給は取りやすいですが)ただ、子どもが来る、来ないで気持ちの余裕に天地の差があるのは当たり前ですよね。本来の授業準備や評価、研修などがやっとできる感じです。
4、小中学校のネットワーク設備に関わる仕事もしていますが、学校からの依頼が増えるのはむしろ長期休み期間中です。普段はあまり使わないところ、急を要しないけど直しておきたいところなどがやはりあるようです。先生方は本当に学校の事を良く見て、生徒が思いっきり学校生活を楽しめる準備をしているんだなとしみじみ感じます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c6e01b75f3e29aa1153fe99bb37929d93e73eed6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]