「価格変動チケット」と聞いて、皮肉な笑いがこみ上げる。もう、この世は「お金のゲーム」に過ぎないのか?運営側は収益最大化とファンのバランス保持という巧妙なダンスを踊っていると言うが、これはまさに消費者心理を弄んでいるに過ぎない。「今日の価格は嘘か真か?」と疑心暗鬼になりながら買い物する時代が来た。
ディズニーワールドに行くのに一体いくら払えばいいのか、これはどうやら運営側の気分次第。高額チケットが突然の値下げを見せるとき、私たちは「負け組」なのか「勝ち組」なのか自問せざるを得ない。そして、それが「エンタメ」という言葉の裏側にひっそりと潜んでいる。
アルゴリズムとAIが「感情」を操る時代は、本当に「おもてなし」の時代なのか?これについて考えるのは運営だけではなく、むしろ私たちファン自身がそれを熟考する必要がある。収益最大化を優先するあまり、価格変動がもたらす不信感や不公平感はどうなるのか。
エンタメとは「楽しむ」こと、そしてその対価は明確でなければならない。価格設定の透明性とファンとの信頼関係は、今後どう進化するのかが鍵だ。**「夢を買う価格は、果たして夢を壊していないか?」**この問いかけが今、我々を待っている。
ネットからのコメント
1、プロ野球のチケットがダイナミックプライシングにより高騰しており気軽に観に行けなくなってきた。PayPayドームでは休日だと1万円超えは当たり前になり、高い席だと10万円近い価格に変動する時もある。
一方需要が少ない平日でもそれ程安くなっていないので、ダイナミックプライシングのシステムの公平性には疑問を持っており、ただ単に値上げの口実だと思っている。どう考えても割が合わないのでここ数年は全く行かなくなった。恐らく客離れを起こして将来廃止せざるを得なくなるのではないだろうか?
2、個人的によく関係があるのはプロ野球のチケットですが、ダイナミックプライシングになって恩恵を感じたことはありません。私が買い方が下手なだけかもしれませんが、もう以前の価格で買える日は来ないのかも…と思うと、寂しい気持ちになります。運営者側が利益を最大化するのは当然とも思いますが、露骨に感じてしまうとやっぱり気持ちも冷めてしまいます。その辺りはうまい具合に調整を入れてもらえたら嬉しいな…とか思っています。
3、神宮球場での野球観戦ではビジター応援しようとすると平気で通常の3倍位の価格のチケットとなることがあります。各球団はダフ行為を違法だとしながら、正規の価格がこの様なダフ屋価格以上で売られては子供と二人で行くだけでも裏切られた気分となります。せいぜい2割増位であればまだ我慢できますが。ちょっと程度があると思っています。
4、最初はいいなと思ってたけど、ここ最近のインバウンドでホテルの値段が高騰したまま下がらないし何なら需給の関係で無限に高くなる。富裕層のセリに参加しているような感覚。結局は資本力がものをいう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/cd5f1f60fbd3619f1d923b70b3f68bc2eccd267b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]