静岡高校のこの現状、まるで楽器の名器を持ちながら、演奏に集中できずにいるかのようだ。**偏差値70で選ばれし若者たちが、なぜ全国優勝が必須のプレッシャーに苛まれるのか？**それは「静高」の宿命だと言われるが、そもそも宿命とは誰が決めたのか。甲子園での勝利が数十年遠ざかると、論外とされる風潮には辟易するものがある。

そもそも高校野球は、教育とスポーツの両立が求められている。にもかかわらず、戦績だけで評価されるこの構図が続く理由はどこにあるのだろう？「勝つためには強い選手を集めるしかない」という考え方は、視野が狭すぎる。その先にある教育の価値を見失っているのではないか。

私立高校が県外から選手を集め、勝利を求める姿勢に、静岡高校は名門としての地位を維持するためにはどうするかを模索している。しかし、この競争社会で、本当に大切なのは何かを考えてほしい。名門校の価値は、結果だけではないと信じたい。

このまま行くと、才能のある生徒たちが「結果を出さないと価値がない」と思い込む可能性がある。それでは、一番大事な「学び」の機会を逃すことになる。真の教育とは何か、その答えが求められている。教育とは単に結果を求めるものではなく、プロセスを大切にすることである。

あなたにとって、本当に価値があるものは何なのか。

ネットからのコメント

1、別に実質スポーツ推薦の学校裁量枠自体は否定しない。でも、それを使うんだったら高校野球の記事で偏差値70なんて書かないでほしい。進学校における単なる別動隊でしょう。むしろ、生徒たちもそれは自覚しているのに逆に批判を受ける記事にされてかわいそう。静岡の公立で本当に文武両道（学校裁量枠のような実質の推薦なし）で甲子園に行ったのは30年前の韮山高校までさかのぼらないと存在しない。ガンガンスポーツ推薦で集める私立、学校裁量枠で対抗する公立、どっちも変わらないよ。

2、公立校といっても私立のような入学ルートがあるのですね野球もそこそこ強くて、県内トップレベルの進学校となれば行きたいと思う選手が沢山いるでしょうね

3、静岡に選抜優勝経験もある浜松商、静岡商、掛川西といった公立が強い時もあったが近年は公立勢はやや低迷気味かな。それどころか近年静岡勢が甲子園で上位に進出していないのでは。かつては野球王国と言われた時もあったが。高校野球に限らずサッカー王国と言われていたが高校サッカーにおいても静岡勢はやや低迷しているのでは。

4、>しかし現在、最後の甲子園出場は2021年、甲子園での勝利は2003年から遠ざかっている。 それは夏に限った話でしょ。2015年の春は優勝した敦賀気比にサヨナラ負けでベスト8、2017年の春は1勝した後に優勝した大阪桐蔭に8-11と打ち合いで敗退。

別に長く低迷してるイメージはないな。