オジー・オズボーンの死去のニュースを目にしたとき、正直なところ、心の中で「またか…」という思いがよぎった。76歳という年齢を考えれば、もちろん悲しいニュースであることは間違いない。しかし、何故か彼の死を受け入れる瞬間、驚きや衝撃という感情は湧いてこなかった。それもそのはず、オジーはずっと私たちの中で「生きている伝説」だったからだ。
彼がパーキンソン病を患っていたことは、数年前から知られていた。そんな中で、**「最後のコンサート」**なんて言葉が浮かぶたびに、あまりにも劇的に「終わり」が見えてしまった。正直に言って、オジーのようなロックスターにとって、死はまるで「新たな始まり」のように感じられることが多かった。だからこそ、彼の死に対しての感情は複雑だ。彼が残した音楽と影響力の大きさを思うと、そんな単純な悲しみの枠に収めることができない。
そして、そんな彼の生き様を追いかけたリアリティーショーの記憶もある。家族とのやりとりや「普通の人」の一面を見せた瞬間、逆に「偉大さ」の重圧が透けて見えて、どこか皮肉に感じたのだ。彼のような存在が持つ「人間らしさ」を見せつけられると、逆にロックの神々しさが霞んで見える。
そして最後に、オジーは本当に「死ぬことなく」永遠に生き続けるのだろうか?それとも、どこかで突きつけられる終焉を私たちは目の当たりにしているのだろうか。
ネットからのコメント
1、今年一番の衝撃かもしれない。つい先日、ブラック・サバスとして最後のステージに立って熱唱していたばかり。ずっと確執のあった元ギタリストのジェイクも去年銃撃されたにも関わらずステージに上がった。世界中からオジーの好きなHR界のアーティストが集まってまさにお祭り騒ぎのフェスを開催したばかりだったのに、こんなに早く天に召されてしまうとは。オジーは日本だとその音楽性もあって奇抜で過激な印象を持たれてるけど、実際には信仰深いし、一番のファンはビートルズだと言うようにポップな面も持ち合わせていて楽曲や歌詞も素晴らしい作品が多い。だからこそ亡くなる直前にあれだけのメンツが揃ってフェスも開催された。オジーにとってはまさに冥土の土産になったでしょう。随分前からパーキンソン病と闘っていたけど最後の最後にステージで見られることが出来て本当に良かった。とは言え、やっぱり悲しいですね。御冥福をお祈りします。
2、マジか。つい先日ステージで鬼気迫るパフォーマンスしたばかりなのにね。ラストライブをして死ぬって死に方まで凄いな。自分はメタルが苦手だけど、そんな自分ですらサバスやオジーの魅力には心動かされるものがあった。レジェンドが亡くなると寂しいね。
3、5日のライブを観て、今にも立ち上がりそうだで、シャロンのことだ、味を占めてもう一回やるんじゃないかと思ってた。多くのアーティストは突然去るが、サヨナラライブをして力尽きるオジー。最後の最後まで真のエンターテイナーだった。
4、オジーとの出会いは86年の中2でした。「罪と罰」今でも聴いてますよ。他にも素晴らしいメタルアーティストはいますが、オジーは華がありましたね。存在感が別格でした。オジー、素晴らしい音楽をありがとう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fb0c2caff39fe9bc9160f4fb6746b58ff3a1de38,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]