石破総理の動向に対する自民党内の混乱、いや、“混沌”。聞いているこちらの頭が痛くなる。まず、石破総理が続投を表明してから、党内からの退陣要求が噴出する流れに、政治家たちの無駄なまでの自己保身を感じずにはいられない。「進むも地獄、退くも地獄」?その言葉がまさに今、空回りしているように見えるのは、私だけだろうか。進む先に見えているのは、ただの沈没船でしかないのだが。
そして、あれだけの大敗を受けてなお続投宣言する姿勢には、「国民の審判」を無視した驚愕すら覚える。自民党内では「総理経験者」として、岸田、菅、麻生の顔が並ぶが、あの面々が揃ってどう動こうと、もう手遅れな気がしてならない。それよりも、石破総理が自ら退かないことで、今後どんな「美しい言い訳」をしていくのかを見守る方が面白い。
それにしても、地方組織まで退陣要求が広がる中で、国民を無視し続ける姿勢には違和感しかない。「政治の停滞」を象徴するかのような、石破体制の続行。果たしてどれほどの政治的勇気が必要だったのだろう。結局、彼が求めているのは**“自己弁護”**に過ぎない。
退くべき時に退けない者が、前進し続けることの無意味さ。
ネットからのコメント
1、朝3時に起きようが、なんだろうが仕事は結果なんだと思いますが、総理が出すべき結果とは、国民が豊かになるような政策をする事ではないでしょうか、その結果がまさに選挙の結果に反映されたとは考えないのでしょうか。申し訳ないが、朝3時に起きて働いている国民なんてざらにいるし、寝る間も惜しんで家族の生活の為に働かざるえない国民だって沢山いる、石破さんだからできた?総理を続けるなら側近だけでなく国民からそう思われる総理大臣になっていただけることを切に願う。
2、石破首相や村上総務大臣、一部のテレビコメンテーターらは野党の政策を「ポピュリズム」だと言うが、決めつけレッテル貼りというのは概して論理的に考えられない人間のすることだ。石破氏はしきりに「将来世代への責任」と言うが、その責任とは消費税率を保つことだそうで、その根拠は「少子高齢化が進むから」だという。しかし、日本が3度の消費増税をあのタイミングで行わなければGDPは今よりはるかに大きく、社会保障費の増大に備えられただけでなく少子化もこれほど進まなかったというシミュレーションもあるのだ。むしろ「税率を上げれば税収も上がる」という思い込みに縋り、「孫子の代へのツケをなくす」という何ら根拠を持たないポピュリズムでこの国の経済を破滅させてきたのは自分達だろう。自民党に限らず立憲の野田らにも言えることだがこの国の多くの国会議員の思考力の欠落には呆れてものも言えない。
3、一般企業において責任者は、会社を存続させるためにその手腕を振るい従業員を守り育て次へ繋げます。そのために権限を持ち責任を持つのです。一国の首相はその規模は違えど国と国民を守るためにその国民の代表としての集まりから選ばれ権限を持たされ責任を持つ。その責任者がおこなった政策に結果が出ず国民の判断が辞任を要求するならば、責任者は名の通り責任を取り辞めるべき。当然のことです、自ら判断することではあるが、民意を尊重すべきである。
4、少しずつ若い世代に交代した方がいいよ。重鎮と呼ばれる面々の姿は、国を背負うオーラを全く感じさせない。菅さんも相当だし。最近のオリンピックの新競技等を見ても、時代を変えていくのはやっぱり若い世代だもんね。自民の重鎮と神谷さんを比較すると、神谷さんに惹かれる理由も分かります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ee3ad0b292affc8f810975cf585d56abdb75d44e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]