ウルトラマンを語るときに避けて通れないのが、あの鮮烈なオレンジ色の隊員服。でも、出演者がそれを嫌がっていたというエピソードを知ると、思わず唖然とします。だって、時代の先端を行くカラー特撮の象徴として、あの服は輝いているのだから。大通りをオレンジ色で行進する姿を想像すると、なんだか痛快。その痛快さの裏に、役者たちの**「これだけは着たくなかった」という共通の悲鳴があった**というのだから、面白いものです。
思えば、あらゆる創作の舞台裏には、出演者たちの意外な苦労が潜んでいる。ウルトラマンの隊員服もその一例です。彼らの嫌悪感が視聴者には裏切りと映るのか、それとも愛しさの一部として残るのかは、ファン各々の感じ方次第でしょう。カラーテレビが普及していなかった当時においても、「派手な色彩」で奮闘した姿は、ある種の「革命」すら感じられます。
**時代を超えて受け継がれるヒーロー像、その裏の葛藤を知るからこそ、我々は更にウルトラマンを愛せるのだ。**ヒーローの仕事とは、時には自分の感覚を超越することなのかもしれない。
ネットからのコメント
1、今でこそ現実のレスキュー隊員のユニフォームはオレンジ色が普通ですけど当時の世相的にはそういう感覚は無かったでしょうからね。
けど、色もさりながらそれ以上に恐らくあの風変わりなデザイン自体が恥ずかしかったんではないかと思います。加えてあのヘルメットですから尚更に。ちなみに前半まで?頻繁に登場していた平素の青いブレザー姿は好評だったそうですね。しかし考えてみると男性隊員はブレザーを脱いでスラックスを外すとあの姿になるのはあまり矛盾がないですけどフジ隊員はブレザー時は下はスカートですから、そこは無理がありますね(笑
2、僕は子供の心にカッコいいと思っていたのですが、実際に着用されていた役者さんはそういう気持ちだったのですか。防衛チームの制服についてはウルトラマンエースでタックの隊長を演じられた瑳川哲朗さんが「カッコいいけど、夏は暑くて大変だった」とコメントされていたのを以前に読んだのですが、やはり現場でしか解らない苦労があることを知りました。
3、科特隊は特に細ネクタイがうーんて感じだけど、同じオレンジでも胸に大きな黒いV字が入ったMATの制服は良かった。郷秀樹の走る姿は惚れ惚れする!ウルトラ警備隊の地味な水色は、セブンの独特な作品のトーンとマッチしている。
4、1967年のゴジラ映画「怪獣島の決戦ゴジラの息子」の中で、久保明が赤いシャツを「自分の物だ」と言うが前田美波里が信じないと言うシーンがあった。この当時は「赤い色は女の子が着る物」と言うイメージが強く、男が赤い服を着ていると「おかしい」とか「変だ」と言われていました。
今の若い人に言っても信じてもらえないかも知れませんが、本当にそう言う時代があったんです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7cfd53cf23515a4fefe08828afbfa3ace72b34b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]