正直、読んでいて「またこの手の美談か」と思ってしまった。もちろん、誰もが頑張ってるし、大変な現実を乗り越えているのは本当に尊い。でもね、それを**「母は強い」「夫が優しい」「奇跡の赤ちゃん」**みたいなパッケージにして終わらせるのは、もう限界じゃない?
そもそも、「大丈夫です」って何が?誰が? 医療従事者の夫だからリハビリできるって?じゃあそれ以外の家庭はどうすんの?支援の話じゃなくて「夫婦愛」で片付けられてるのが、逆に残酷だって気づいてほしい。
しかも、「自分を責めてました」ってところ、わかるし胸が痛いけど、それを自己責任の涙として描かれることで、「母親は常に反省し、強く立ち直らなきゃ」っていう無言の圧力が蔓延してる。支えるべき社会がどこにも描かれてない。すべてが個人の献身に乗っかってる。
そして何より、この記事の一番の問題は、**「病気の子は特別」っていう空気を温存してること。**どんな状態でも「普通」で生きられる社会じゃなくて、感動や涙がないと存在を肯定されないなんて、おかしいよね。
感動の裏にある「沈黙のシステム」こそ、本当に向き合うべき問題なのでは?
ネットからのコメント
1、今まで通われていた産婦人科はきちんと見れてないと思われる。私よ双子妊娠で大きい病院に紹介になりましたが、大丈夫ですとしか言われず、脳は大丈夫か、口蓋裂はないか、異常はないかと聞かなければエコーをまじまじどみせてはくれなかった。医者からすればなんてないことなのかもしれないが、妊娠出産って奇跡的なできごとなんですよね。受精しない人もいる、妊娠しても流産を繰り返す、死産になる、生まれてもすぐ亡くなる、、生まれることが当たり前じゃないんです。通われていた産婦人科はここまで病気があるのなら気づかないといけない。何を見てたのかな。
2、生まれたばかりの子どもに処置を施す…。冷静な判断は難しい状況だとは思うが、オペを希望しその子が生きられる選択をすることが正解とはしないでほしい。それをNoという選択肢も提供してくれる病院であってほしいし、Noを選んでも責められない社会であってほしい。
今の日本では難しいか…。
3、これは斜めから見ると妊娠出産するには若いうちがいいよって記事にも見える。妻も10年ぶり、5年ぶりに妊娠出産したけど歳を取るごとに大変でした。更に言うならその後は2回流産、初出産前のを合わせると3回流産しました。流産回数は増えたし一番下の子は一時呼吸が止まり(大事に至らず)ました。20代前半の出産より40代前半の出産の方が増えましたが障害の有無の差までデータを見てみたく思う。高齢でも出産できる体制より若い人でも安心して産める世の中になって欲しい。
4、優しくていい親の所に産まれてきてくれたとは思うけど、医療の発達でどれくはいかはわからないが、自然の摂理に反して生きながらえて、この両親がずっといるわけでもないし、後々この子は幸せに本当になれるのかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a7328b50cd959510b0cc458ed309403e205b2161,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]