記事を読みながら、わたしは思わず笑ってしまった。橋下氏が珍しく慌てる姿が浮かぶ中で、多くの日本人がしばしば見過ごしがちな問題が浮き彫りになったからだ。このニュースで重要なのは、**「学歴詐称そのものではなく、その対応の仕方」**だということ。田久保市長の不可解な言動は、まるでドラマのように事態を複雑化させている。これが日本の政治の現実なのか、と溜息をつかざるを得ない。
立川志らくの発言、「東洋大なら許されるの?東大だったらどうなる?」は一見ふざけた問いに思えて、その実、日本社会の暗黙の了解を暴いている。この一言で、私たちは学歴の重みに過度に依存していることを再認識させられる。
しかし、最も驚かされたのは、橋下氏が「卒業か除籍の違いなんて大した問題じゃない」と述べたこと。確かに、彼の世代の大学はもっと寛容だったかもしれないが、**「卒業したからといって、何を証明するのか?」**この問いは今でも有効だ。
最終的に、田久保市長に必要なのは、全てを公開し率直に謝ることだと結論づけられたが、**「現代のリーダーシップは、誠実さと透明性にかかっている」**ということを、今一度考えるべきではないだろうか。
ネットからのコメント
1、もし、田久保市長が最初に「卒業したと思ってたら除籍になってました。ごめんなさい」と言っていれば、橋下さんの言う「入学すれば卒業か除籍なんて大した違いはない」も、日本の大学のシステムからしたらそうだよね、と納得する人もそこそこいたかも知れませんでも皆さん言ってるように問題はその後チラ見せとか「隠そうとした」のではないか?ということ橋下さんの言う「卒業か除籍か」は話を混ぜ返すだけのこと(有印文書偽造とかの法的問題はあるにせよ)橋下さんなら分かっているだろうに、なぜこだわるのか?
2、「もう1回市長やりたいんだったら、全部出して説明して、謝ってやりゃあいいでしょって所です」志らくさんの「東洋大だったら」発言もどうかと思うけど、橋下さんの意見も少しズレていると思う。少なくとも告発により疑惑が発覚した時点だったら、橋下さんの言う事も一理あったかもしれないけど、もはや問題は詐称でなく、都合の悪い事は誤魔化し、隠して、ウソをつく人間性が一番の問題点になっています。確かに、今まで振る舞いから見て、百条委員会に素直に卒業証書を提出するとは思えなかったけど、回答時の市長の想像以上にふてぶてしく、悪ぶれない態度をみて、原因はすべて自分にあるのに、市長として市政を蔑ろにして、自分の事しか考えていない人が、もう「謝ってすむ」レベルではないですよね。
3、橋下氏は「入学はしてるんですよ。
あとは卒業か除籍の違い。ここはそんなに大して重要な差はないと思う」履歴書に書く時、高校卒業、大学入学、大学卒業もしくは中退、除籍とやっぱり大学出たか出なかったかはちゃんと書くし、卒業と中退、除籍は同じではないでしょう。橋下氏世代が大学で遊んでいたから卒業しているしていないは重要ではないなんて話は無いでしょう。ただ、ある程度社会経験を積めば高卒、大卒よりも職歴キャリア重視にはなりますけど、嘘をつくことを許容はしないでしょう。
4、市長たる者が有印私文書の偽造及び行使に関わってるってところが問題でしょう。以前は自らの卒業の証明の為にチラッとでも自ら見せていた卒業証書なのに今では提出することは刑事告訴に対して自らの不利益になるから出さなくても良いと憲法に保障されてるとか言ってるんですよね。それって偽造でした尚且つ詐称の為に行使もしてましたと認めてるのと同義ですよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bafa08e80690d20e8ffcf47d7f108f00d7697380,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]