どこからツッコミを入れればいいのか、というくらいこの話は突っ込みどころ満載だ。まず、新幹線という公共交通機関でのマナーの欠如がここまで露骨に表れるとは。親子連れが見知らぬ人の席に座ったり、外国人観光客が席を何度も「チェンジ」してきたり。これって、予約システムがある意味を全く分かってないってことになる。あのシステムは座席争奪戦を避けるためにあるのに、こんな事態が続くと、それすらも虚しく聞こえてしまう。

そして、逆ギレという概念には、日本人特有の縦社会の風潮が影響しているのではないかと疑ってしまう。「子どもがいるから譲れない」という主張は、いったい誰に向けられたものなのか？ 自分の都合を押し付け、他人を威嚇する態度は、どんな言い訳があっても許されるべきではない。

さらに秀逸なのは、外国人観光客の自然体での「チェンジ」要請。観光客としての立場を利用して、自由に異文化を体験するという、まさにグローバルな視点だ。ただし、自由は他人の自由を奪って成り立つものではない。 他人の予約した席を尻目に観光を満喫する権利なんて、誰にも与えられていない。

公共の場では、すべての人が我慢したり譲ったりする必要はなく、基本的なマナーとルールが一歩先に来るべきだろう。

**究極の選択肢は「自分の行動が他人にどう影響するかを考える」ということにつきる。**これを失うと、電車内も日常の混雑の中も、ただの戦場に過ぎなくなる。

ネットからのコメント

1、日本人の感覚では信じられないんですが、「バレなきゃ良い」「他人の権利なんてどうでも良い」「自分の権利だけを通すのが当然」という感覚の見た目は大人中身は子供な逆某小学生探偵みたいなのが普通にいるんですよね・・・。(もちろん全員がそうとは言ってない)なので、子供を叱るくらいの勢いでキツめに出ないと平気で舐め腐ってきます。

2、指定席券を買うのが勿体ないと思うのか？他人が予約した指定席にこっそり座る輩が増えた気がします。相手が日本人ならここは私が予約した席！どいて！相手が外国人ならリザーブシート！と大きな声で言い返せばよい。大多数の輩は不満たらたらで退散しますよ。

3、記事の様な「指定席」と言うのは、お金を払って「権利」を買っているのです。空いていたから座ったと言う事は、他人の権利を奪う事で、言い方を変えれば「窃盗」と変わらない犯罪行為です。

4、こーゆー人って線が一本切れてるのかまともな会話ができませんよね、世の中には結構います、迷惑でしかないです。車掌さんが説得しても無駄に怒鳴り　無駄な時間が流れます。スーパーのカートで１００円入れると前のカートから外して使えるタイプのものがあり　同じような仕組みで座席にチケットとかスマホのバーコードをかざさないと席に座れないよーにできると良いなあと思う。