イスラエルとシリアの停戦合意に関する報道を見て、思わず「裏にどんな策略が?」と疑問を投げかけたくなった。戦争とはいつも利益が絡む複雑なパズルだ。停戦が「合意」として報じられるたびに、その背後にある利害関係者たちの交渉と取引を想像せざるを得ない。米国、トルコ、そしてイスラエル、それぞれがどのような利益を得たのか、少数派ドルーズ派はただの駒に過ぎないのか。
イスラエルが「ドルーズ派保護」を名目に空爆を行ったというところも実に興味深い。保護を名目に別の国に介入することで、本当に地域の安定を目指しているのか、それともその裏にある別の目的があるのか。「保護」や「安全保障」という言葉は、しばしば新たな衝突を生むきっかけとなる。これらの行動が将来的にどのような影響をもたらすのか、誰がこの紛争の現実に対して責任を取るのか、そう考えるとこの停戦合意がどれほど持続可能なものなのか不安になる。
最後に、この状況を振り返りつつ、思わずこう言いたくなる。「平和とはただの合意ではなく、真に信頼できる関係の築き方にある」。これが戦争の科学を超えた平和の芸術であることを願いたい。
ネットからのコメント
1、イスラエルが「自国の安全保障につながる」として他国への介入を正当化できるのなら、その論理は究極的には地球全体にまで適用可能ですね。
領土を拡張するたびに、他国の領土に「緩衝地帯」「安全地帯」「防衛地帯」「安全境界」(実際に過去にイスラエルが用いてきたシオニスト独自の謎概念です。)を付与し、無限に拡張を続けることができます。
2、停戦合意も何も、シリアは一度もイスラエルを攻撃していないし反撃もしていないのですがただのイスラエルの一方的な侵略が一時停止しただけですイスラエルは国際法違反の占領であるゴラン高原だけでなく、アサド政権崩壊後は火事場泥棒のようにシリア南部まで侵略、占領しています
3、ゴラン高原を巡る数十年の対立を考えば、停戦合意のニュースには大変驚いております。ですが、本当の意味での和解を目指すためには、単なる軍事的な停戦だけではなく、人々の心の中に深く根差した歴史的感情的にどう向き合うのか、更なる議論が必要だと思います。今回の合意が、両国の複雑な関係性を紐解く第一歩となることを願うばかりです。
4、さて、いつまで停戦するのか。イランの政権を倒すまではどんなことでもするだろうから、イランにつながる回廊ができるまでは、近隣諸国に何らかの理由をつけて攻撃をするでしょう。離れた土地の制空権を維持することは大変で、何らかの方法で陸軍を送り込む作戦を考えているはず。このイスラエルの暴走は簡単には止まらない。そのうち強大な力を持った国が現れて。イスラエルを攻撃するようになるかもしれない。歴史にはそう記述されている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0c46b82e572d68f9ba52dd40dbe361a0a0018fd3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]