この国の「不満」は、いつから「排除」でしか癒せなくなったのか。
「日本人ファースト」っていう言葉が、ここまでスッと胸に刺さる時代になったんだと知って、背筋が冷えた。あまりにストレートすぎて、逆に「どれだけ追い詰められてんの、この国」と呆れてしまった。希望じゃなくて、敵をつくることでしか団結できない時代の象徴じゃないか。
SNSで「テレビはクソ」と言いながら、ネットのフェイクには涙する。その矛盾が許されるのが今の空気。情熱さえあれば、事実は要らないのか?
「外国人が優遇されすぎ」と嘆く声も、具体的な根拠はほぼゼロ。でもその“気持ち”に火をつけるのが参政党の得意技だ。怒りを与えて、敵を指さして、『あなたの居場所はここだ』と囁く。 それがポピュリズムの正体だろう。
それでも参政党が“選ばれた”。つまり、自民党でさえ“もういいや”と思われてる現実。誰かの「過激」が、多くの人にとって「まとも」に見えるほど、政治の言葉が死んでいるということだ。
声が大きい者が勝つ国で、静かに暮らしたい人はいつ声を上げられる?
ネットからのコメント
1、排外主義だのオールドメディアが煽ってるけど、若い層はテレビ見ないから。色々な情報をネットで多角的に見て、日本なのに日本人がファーストじゃない事にようやく気づいたって事でしょう。
私はちょっと主張が極端だから投票しなかったけど、日本人ファーストに関してこの党の言ってる事には賛同しますよ。
2、玉木さん、神谷さんに共通していることは、物事をハッキリと伝えることができて、自身の言葉でそれを表現できる。だから質問に対してもしっかり回答できるし、その姿に頼れるリーダーを感じ、期待した結果が大躍進の答えだと思います。別に「日本人ファースト」ということだけで投票した人ばかりではないよ。いろいろなところに気を使っている結果、何を言っているのかよくわからない街頭が山ほどあるし、それを党首がやってのける。それは流石に求心されないですよ。
3、私は参政党躍進の理由の一つに、日本人が感じる「不公平感」を代弁したこともあると思う。 税を払っているのか。 人の国にて違法行為でカネを稼いでないか。 安易に生活保護を受けてないか。 集団でカンニングして合格してないか。 免許証を簡単に交付してもらってないか。 日本で迷惑かけて映像化してカネ稼いでないか。… 日本に来たならルールを守れと。 特殊な立場でカネ稼いたり、迷惑をかけたりするなと。 それをどうして野放しにするのか、と。
4、今まで、数的には限られた特定の外国人の批判をしようとしているのに「日本にいる外国人全部」に対象を拡大して「日本で頑張っているのに報われない外国の人たち」だけを取り上げていたマスコミにも責任があるでしょ?「そこは反論できないけど、そこじゃないの分かってるよね?」って感じで。
結局不満が噴出して「特定以外の外国人」にもとばっちりが行くことになったんじゃないかな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2d53a5cb9759b93c63a33895b5d748d782635fa8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]