参院選東京選挙区、もう「政治のゲーム」としか言いようがない。この混沌とした状況で、突如として浮上したキーパーソンが“小池都知事”だとは、笑ってしまうね。小池百合子は政治の世界でポーカー顔を持つ女帝、そんな彼女に依存しないと選挙に勝てない各党の姿は情けない。彼女の持つ“小池票”を争奪する姿は、さながらチーズに群がるネズミのよう。

自民党が彼女の支持を得るために奔走する様子を見て、彼女はまるで“不透明なパワー”を振りかざす支配者のよう。彼女の支持を引き出すために、政治家たちは彼女の影響力に頭を下げている。でも、その背後にはどんな狡猾な計算があるのか、誰もが考えるべきだ。彼女を頼りにすることで、本来の政治信念がどこかに消えてしまったのではないか。

小池氏が支援しない国民民主党は、まるで彼女の気まぐれに振り回されるコマ。風向きを見て、都知事の支援を受けなかった彼らは一体何を考えているのか。その戦略には自信があるのか、それとも恐れがあるのか。小池票に頼ることなく、自らの力で勝利を掴もうとする姿勢こそが、真の政治家の証だと思うのだが。

政治は本来、理想を実現するための手段であるべきなのに、この東京選挙区の状況は、まるでゲームの駒を動かしているに過ぎない。

自分たちの利益のために動き、真の変革を見失いがちだ。本当に勝利した者は、選挙の後に何を築き上げるのか、その答えを持っている者だけが未来を変えることができる。今の政治家たちにその答えがあるのか、私たちはしっかり見守る必要がある。

ネットからのコメント

1、今回の参議院選挙は、本来、自民党政権の長年の政治姿勢に対する「評価」や「転換」を国民が示す場であるべきです。裏金問題、物価高騰の中での増税、そして生活に寄り添わない政策の数々。これに対して、国民が意思を示す選挙です。そんな中、注目される東京選挙区では、自民党や公明党までもが小池都知事の応援を頼みにしており、政党間の実力というより、「誰が小池さんに応援されるか」が勝敗を左右するような構図にすらなっています。裏を返せば、これまでの自民党の政治が信頼を失い、もはや自力では戦えなくなっていることの証明でもあると思います。本来なら、有権者が政党の理念や政策で判断すべき選挙が、特定の個人の“人気”や“票読み”に振り回される現状は、非常に残念です。この状況そのものが、国民が「自民党政治にNOを突きつけている証拠」だと感じます。

2、都ファを支持する人って、都政に不満が無くても国政に不満を持っている人は沢山いると思う。そんな人達は、いくら小池氏が自民党を応援しても余り自民党の得票にはつながらないのでは。のどから手が出るほど票が欲しいのなら、多くの国民が支持する政策を取った方が確実だと思うけど。

3、私自身都民ですが、都議選で都民ファーストが躍進したのは今回の参議院選挙にも繋がる要素もあったので、自公に関する批判票が都民ファに流れた物もかなりあると思います。確かに一部には小池都知事の推しの層がいると思いますが、都民全体からしたら小池都政が評価されているかは甚だ疑問ですし。

4、小池は潤沢な財源を活用しているだけに過ぎない。次期衆院選で都知事を辞めて自民復帰で総理をねらっているだけです。東京都でも公金垂れ流しで、無駄な支出を削減しようとしない姿勢や、外国人起業家への融資、太陽光義務化など概ね自民党と変わらない。小池票など知事をやめたらなくなる、自民公明は自分たちのやって来た事、やろうとしていることが国民から受け入れられていないのだから真摯に政策を見直さない限り、仮に東京で得票できたとしても浮揚はない。