野口健さんの一言に思わず笑った。「億ションが平均価格」って、なんとも日本の未来を暗示しているような気がしてならない。東京23区で1億3000万円が普通なんて、これを聞いて「恐ろしい…」と思う反応があるのも頷ける。が、ちょっと待って。その「恐ろしさ」は本当に価格の高さなのか、それともそれを当然とする世の中のあり方なのか。
**富裕層だけの象徴だった「億ション」が、今や平均って、何が平均なのか。**この国の価値観の変化なのか、あるいはただの数字の遊びなのか。そもそも、誰がこんな価格でマンションを購入できるのか。地方暮らしを選ぶ理由がしみじみわかる話だ。しかし、ただ「地方がいい」と言うのも問題の先送り。地方だって物価やその他の生活環境が変わり続けているから、安心とは限らない。
そして「高いと思ったら住まなきゃ良い」と言う声もまた鋭くて、都市生活の価値を改めて見つめ直す機会かもしれない。この街は、それでもなお人を引きつけ続ける何かがあると信じたいものだ。**しかし、東京の魔力が価格に左右されることを考えれば、本当にそこに価値があるのか問い直すべき瞬間なのかもしれない。**この状況を見て、未来の日本がどこに向かうのか考える価値はある。
ネットからのコメント
1、野口さんの指摘内容は正しいと思う。都内でも有数の立地にあるマンション価格が、1億3000万であったと思うが、一般サラリーマンには全く手の届く価格ではない。日本人に限って言えば、大企業に勤め、ある程度の年収を確保できる人達に限られる。一方で、購買している人の多くを見ると、中国系外国人であると考えられる。今後の現象として、日本人が徐々に都内から排除されて行く可能性さえある。本当に住みにくい国になったと思う。更に、こんなに物価が高いとなると、都内から日本人が消え、中国系外国人が占めることになり、日本人は外国人を支える側になる可能性が高くなった。
2、外国人が日本の土地や不動産を買えるの問題。そんな国ほとんどない。ほとんどの国は自国を守るために外国人は不動産購入ができなくなってる。買えても土地は借地権とかね。今や外国人が投資目的で現金で億ションを買うから、肝心の日本人が買えなくなってる。日本人のサラリーマンの給料ではとても買えないし、高すぎてローンもおりない。結局、投資目的で現金で買う外国人が価格をつりあげてるんだよね。
3、2021年の東京オリンピック前には、一部で「大会後に東京のマンション価格が下落する」との予測が囁かれ、メディアでも不安視する報道が見られた。それに影響を受けた人々も少なくなかった。しかし実際には、オリンピック後も東京のマンション価格は下落するどころか上昇傾向を続けている。
背景には、低金利環境や都心部への人口集中、富裕層を含む国内外の実需、そして世界的なインフレ傾向など複合的な要因がある。加えて、アジア諸都市(ソウル、上海、香港など)と比較しても、東京の不動産価格は相対的に割安とみなされ、投資先としての注目も集めた。そうした国際的・経済的文脈を踏まえ、客観的なデータや市場動向を元に、自分自身の価値観と判断に基づいて行動した人々は、オリンピック前に東京23区内でマンションを購入し、その後の価格上昇の恩恵を受けている。
4、野口さんの感想に同感です。東京一極集中を推し進めた結果ですね。地方創生などという掛け声は聞いたことがありますが、地方にいて実感したことはほとんどありません。都市部選出の国会議員さんとマスコミの方は一度地方に住んでみれば分かりますよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c74c7da592a2b9531e944b5dc748f2c1425b99c2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]