「地元愛」という名の呪縛で、中日は何人の未来を潰したのか。

「またかよ」と思ったのが正直なところ。中日が“地元重視”にこだわるたび、ファンの心は希望から諦めに変わっていく。いや、もう地元という言葉に酔いすぎて、現実見えてないだけじゃないのか。

確かに、岩瀬や高橋宏斗のような成功例はある。でもそれは、**たまたま“地元”だっただけで、“地元だから成功した”わけじゃない。**そこを履き違えて、まるで地元選手に魔法がかかってるかのように扱う。まさに、ロマンと現実の区別がついてない球団。

スターを育てたい？いいだろう。でもそれなら、まず育成の環境を整えろ。周囲からの期待、企業との付き合い、メディアの過剰報道…それ全部、選手にとってはノイズでしかない。

阪神やソフトバンクがなぜ強いのか？**“名前”ではなく“能力”で選び、“地元”ではなく“適性”を重視してるから。**中日のドラフトは、まるで“ご当地アイドルオーディション”。本当に必要なのは、球団の顔より、勝利の積み重ねじゃないのか？

地元選手の成功を願うなら、まずその足を引っ張ってるのが誰なのか、球団自身が気づくべきだ。

強さを手にする覚悟がないなら、ファンの期待を利用するな。

夢を見るのはファンの特権だが、それを悪用するのは罪だ。

ネットからのコメント

1、地元の選手を優先的に獲得する事については何も問題はありません。ただ、ちゃんと即戦力となるか、覚醒する可能性がある選手であればです。近年入団した選手が結果的に成績が悪くて結果的にハズレなのは入団した選手の力のなさかいい指導を受けていないか、ケガをしやすく入団するまでの力で限界か選手の能力を見抜けなかったスカウトの力量が低いかです。少なくとも指名するにはスカウトからの推薦が必要なので、スカウトの候補になる選手を見る目が重要となります。結果的にハズレの選手を入団させたスカウトは厳しいですが球団からは退団してもらい違うスカウトに交代事もやっていかないとダメだと思います。

2、中日はそんなに地元重視しているとは思えないけど。筆者がいう「過剰な地元重視」なら、去年のドラフトも金丸ではなく愛工大の中村に行くはず。堂上も根尾も石川も３、４球団重複する程の選手がたまたま地元にいたというだけでしょう。地元重視が悪いのではなく、球団として選手を育てるプランが無いのが問題だと思う。

3、力のある選手取れるならどこ出身でもいいし、地元偏重でも構わない成績が伴わなければどこの出身者取ろうと色々言われるだろうがそういうものだ力のある選手を取り、チームに育てる力があり、その選手をうまく起用できる首脳陣がいて、選手がそれに応えられるかどうか等々いろんな要素が絡んでいるものだし、どこか一つが悪いと決めつけるものでもなく、総合的に見ていかなければならないのではないかな

4、以前はそう思ってもいたけど。ある程度地元優先獲得は上手くいっているだろう。堂上や根尾は難しい高校生だったのもある。それに、競合になったくらいだから他球団も評価していた訳で。「他球団に行っていれば」と言うのはこの話とは少し別問題だと思う。育てるで思い出したが、阪神の前川の時みたいに「育成できるか、その姿が見えなかった」とか言って回避する姿勢はどうかと思う。確かに高校生は難しいけどイチローがトラウマになっているのなら尚更獲得に行かねばならない。実力優先なら地元優先と言う方針もアリとは思うが。