石破茂首相の消費減税に対する姿勢を見て、正直なところ、言葉の裏にある冷徹さに唖然とする。彼が「消費減税なんて無責任だ」と言った時、まるで日本の未来に希望を持っている人々を無視しているかのようだった。野党が消費減税を掲げるのは、物価高で生活が厳しくなっている現実から逃げられないからだというのに、彼の言い分は「社会保障のために必要」だと、まるで自分の政権維持のためにそれを利用しているかのような印象を受ける。
政治家は、国民が困っている時にこそ手を差し伸べるべきではないのか? 結局、石破首相は国民の痛みよりも、財源の都合を優先したいだけなのだろう。選挙に敗北し、「多くの同志が議席を得られなかった」と謝罪しながらも、「続投する」と宣言するあたり、彼にとっては自己保身が最優先だということが良く分かる。
そして、選挙戦で国民の関心が集まったのは消費減税だったのに、それを語る場で「みんなに都合のいい話なんてない」と言い放つその冷徹さには、あまりにも無責任さと上から目線が漂っている。政治家の本当の責務は、国民が抱える問題に向き合うことではないのか?
政治家が「国民のために働く」なんて言葉は、もう陳腐になりつつある。
政治家に必要なのは、**本当に「国民のために行動する勇気」**だろう。
ネットからのコメント
1、色々な公約をかかげる政党がいくつもあるんだから言うことがバラバラなのは当たり前!一緒の事言ってるのならこんなに沢山の政党はできない。バラバラのうちの一つは自民党でもあるのにこいつは何を言ってるんだ?未来がどうなってもいいのかって脅しみたいな事も言ってるけど自民党に預けてたって不安でしかない。それならばとりあえず今をなんとかしてくれる所を選ぶのが普通だし。年金にしたって強制で給料から引かれてるのにその年齢になったら貰えないとか意味わからないしそれならば今すぐそんな制度やめてほしい。自分達でなんとかするよ。
2、消費税は社会保障に限定して使われる目的税ではない。法人税、所得税、酒税などと一緒に一般財源として使われている。その証拠に政府自が毎年発表する、一般会計予算歳出・歳入の構成を見れば一目瞭然。防衛関係費、公共事業費、国債費等々にも使われているだろう。消費税は全額社会保障に使われているという言い分は嘘八百。
3、消費税減税にしても、ガソリン暫定税率にしても、「財源が~」と何とかの一つ覚えのように同じ事ばかり言って、国民の言う事に聞く耳を持とうとしない事が問題なんです。例え野党の言っている事がバラバラだろうと、それでも問題にむけて改善しようと、国民の言う事に耳を傾けようとしてくれる党を支持するのは当然。
「政治の責務」というが、自民党の政治によって、確実に日本の経済や国民の暮らしは苦しくなっている。それなのに改善しようともしない政党が「責務」なんて言ってほしくない。財源が本当に不足するというなら、別の方法で財源を確保しようとするのが政治家の仕事でしょう。やらない言い訳ばかりしている自民党は「怠慢」と言われても仕方がない。
4、自民党惨敗の責任は石破さんだけの責任ではないと思う。民主党からの政権交代を果たしてからの安倍、菅、岸田、長年にわたる慢心傲慢な自民党のやり方に鉄槌が下ったわけで。だからと言って石破首相になっても自民党の悪体質は何も変わらず(期待に反して)、国民の失望は決定的になった。だから石破さんにも大きな責任はある。減税については消費税が本来の役割、つまり本当に、社会福祉充実に使われるのであれば今のままでいいと思う。ただし政治家自身が、実質的な減給、議席数の削減など、自らの身を切る改革の実行が前提。政治家だけが安全地帯にいて、庶民は麦飯を食えは、通用しない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0bd8a5562ba6dc37d2e0f4814124e034cff64db7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]