手術後に幻覚を見たら、まさかの人生崩壊。こんなことが現実に起きるって、信じられますか?麻酔から覚めた瞬間に、「胸をなめられた」と訴えた女性。これがまさに、医者が無罪になった一因です。でも、そもそも「せん妄」って何だよ?麻酔の副作用に過ぎないのに、なぜ医者が罪に問われ、無罪が証明されるまでこんなにも時間がかかるんだろう。
「せん妄」とは、誰にでも起こり得る症状であることを理解せずに、事件化した社会の責任。犯人を探すあまり、本質を見失っているのではないか。事件が一度起こると、すぐに世間は過剰反応し、冷静さを欠く。これが司法の現実だ。そして、当の医者が何年も職を失い、社会的に追い詰められる。そんな理不尽な現実、どう思います?
**「幻覚を見る患者、幻覚を起こした医者、どちらも被害者である」**とは、弁護士の言葉。確かにその通り。患者は無意識のうちに幻覚に翻弄され、医者は無実を証明するために8年も戦い続ける。
その間に失われたものは計り知れない。
最後に言いたいのは、せん妄という症状を「ただの一時的な意識障害」として片付けるのではなく、社会全体でその理解を深める必要がある、ということだ。未来の誰かの命を守るために、あなたは何をしなければならないのか。
ネットからのコメント
1、これって、訴えられたことによってその間収入が途絶えたり、人から悪く思われたりすることの保証って、基本はないんですよね・・・だとしたら、医者、それも乳腺科や産婦人科といったセクシャルに絡みやすい科の先生って相当なリスクのある仕事になっちゃいますよね。どうにか誤認逮捕を防げるような(同時に本当の犯罪を発見できるような)システムを医療界に導入しないといけないですね。
2、娘が全身麻酔で手術し、麻酔が切れた後に「体に火が付いている!体が燃えている!」と大暴れしたので譫妄を実際に間近で見て理解しましたまだ10歳未満の子供だったので、術後の譫妄は誰にでも起こりうることだと思います
3、>「被害を訴える女性の証言は迫真性が高い」当たり前でしょ?せん妄を発症した患者にとってはリアルなんですから、嘘や勘違いを言っているわけじゃない。これだけでもせん妄についてよく理解していないのは明白です。普通のわいせつ事件ではなく、非常にデリケートな事案であり、もっと慎重に捜査などするべきでした。せん妄は医師の技量では防げない。一定の確率で起こる事象で、どんな幻覚をみるかもわからないわけで。
自分の身内もだいぶ前から疎遠になった親戚がお見舞いに来たと言って、「来てないよ」と言っても「絶対に来てた」と引きませんでした。本人は本人で勘違いではないと自信があるのでしょう。現実に疎遠なんだから入院して手術した事なんて知るわけないし、そもそも入院先もわかるわけはないのであり得ないのですが。
4、これを一時的にも有罪とした捜査関係者、司法当局の知識不足も甚だしい。 これはせん妄の代表的な症状です。 せん妄を無くすことはできません。 せん妄は患者さんにとって鮮明に現われるので現実と区別できません。 このような悲劇を無くすには複数の医療者による立ち合いしかないでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3a03f31a768b804733148b46ef56eeb5e21f52c0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]