私はこのESPY賞での”ジョーク”を見て、全く笑えなかった。大谷翔平を狙ったギリス氏の発言に対して感じたのは、不愉快さと軽蔑だ。**異彩を放つ才能を侮辱することほど、浅薄なことはない。**どうしてこれほど露骨な皮肉を、あの場で浴びせる必要があるのか。コメディの名を借りた攻撃ではなく、それは単なる不適切な揶揄に過ぎないのではないか。
大谷の存在は野球界の宝だ。彼が投手としても打者としてもクラスを超えて輝く様は、どれほどの希望の光を我々に与えているか知らないのか。そんな彼を侮辱することは、彼の努力を踏みにじる行為に他ならない。大谷翔平を笑いのネタとして扱うのは一時的な面白さに過ぎないが、その影響は深刻だ。
ギリス氏はおそらく、時代を映す鏡であろうと試みたのだろう。しかし、その鏡が曇っているならば、映し出される世界もまた、歪んで見える。スポーツへの情熱や尊敬を忘れた発言が、このような場で許されるべきではない。我々がその価値を見失った時、失うのはただの笑いではなく、社会全体の品格だ。
ネットからのコメント
1、アカデミーの時か何かのウィル・スミスの件もそうだけど、他人の悪口や触れて欲しくない事で人を笑わすのってコメディアンの本質から外れていると思うんだよね。
良いところを探すより悪いところを探すほうがラクだし、他人の不幸って楽しいから。でも、本当のコメディアンなら違うと思うよ。
2、うーん。アメリカのよく分からない所はこの発言が不適切扱いされてんのにアカデミー賞でウィル・スミスの奥さんを最低なイジり方したあのクリス・ロックの発言が不問なのが謎い。
3、アカデミー賞でウィル・スミスに殴られた司会者と同様に品がない。人の人格を貶す事はあってはいけない。
4、品格、品位、なんて、今のアメリカの大統領からして、ああだもの。そこへ持ってきて、人種差別が根底にはあるわけで、それがアメリカ。一部の良識あるアメリカ国民も、実はちょっとトランプを怖がって口をつぐむ位なので、あまりいい方向へは行っていないような気がします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1afb9d5c405e9cd2442458030c1a865a79b55152,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]