投票率が単純に上がることに疑問を呈した箕輪厚介氏の意見には一理あると感じる。それにしても、「多分批判されると思うけど...」と冒頭で予防線を張る姿勢には正直がっかりだ。批判を恐れていては革新的な意見は生まれない。どんなに炎上しようとも、自分の考えを貫く覚悟が必要だ。
この話題を見てまず思ったのは、「選挙に行け!」とSNSで呼びかけるインフルエンサーたちの影響力の強さだ。まるで彼らの一言が国の未来を左右するかのような錯覚すら覚える。でも、それで本当に良いのか?投票は思考停止のボタンではなく、社会を変えるための一票であるべきだ。
もちろん、投票率が上がることは民主主義の活性化につながる。しかし、陰謀論やフェイクニュースが氾濫する現代社会において、情報を精査することなく投票に向かうことは危険だ。情報の質を向上させない限り、量だけが増えても意味はない(量高質低では意味がない)。
批判を恐れず、情報の精査と自己の責任で投票に臨むべきだ。投票は権利であると同時に義務でもある。果たして私たちはその重みを理解しているだろうか?
ネットからのコメント
1、民主主義の原則の一つには自由選挙がある。その行使は有権者に与えられた権利である。
与えられた権利を行使することは、すなわち民主主義であって、その正当な権利の行使には動機や理由の制限は一切ない。それに疑義を唱えるこの人物は、民主主義の否定をしているわけである。投票率が上がるということは、より多くの有権者が正当に与えられた権利を行使しているということであって、結果はどうであれ、投票率が上がるということは理想的な民主主義の姿に近づくということである。結果は有権者が選択するものであって、それを事前に勝手に予測して投票率の上昇に疑問を呈するなんて、およそ知識層と言われる人間のすることではない。
2、投票率が低ければ低く程、組織票が物を言う。今回の参院選では投票率が高くなる事か予想され、高くなればなる程浮動票は増え、それは自民に入る事はほぼなく、野党に入る。自公政権を終わらせるという観点であれば、投票率が上がる事は良い事。
3、箕輪さんの斜に構えたものの見方もある意味では大事だけれど。でも、これまで投票率は全然上がらず、日本経済も国民の暮らしも全然良くならず、でした。変えて行くには、まずは投票率からでしょう。せっかく、若い人も前代未聞のレベルで政治や選挙に興味を持ち始めたので喜ばしいことだと思います。これをきっかけに日本が少しでも良くなって欲しい。
4、SNSのデマは気を付けないといけないけどテレビの偏向報道も酷い。昔はテレビだけでしか情報を手に入れられなかったがSNSで情報が手に入る時代になった。
国民はSNSとテレビの両方をしっかりと見た上で自分で考えて投票しなければならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0eab0ca9758134db3ee9084bf0871c2e9de062b7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]