鈴木宗男、77歳。彼が比例代表に立候補したその理由を、誰もが簡単に理解できるわけではないだろう。しかし、彼が政治に関わる姿勢は一貫している。少なくとも、彼は「最後の戦い」と言い切ったその瞬間に、なんとも言えない決意を感じ取ることができた。
しかし、引退を宣言した後、たった数時間で当選確実。これぞまさに政治家の「逆転劇」。どうしても、こういった選挙戦では「勝者の言葉」が後から追いかけてくるものだ。最初は敗色濃厚だと言われていたが、結局は支持を集めて当選。その過程を見ていると、**「本当の勝者は誰か」**という問いが心に浮かぶ。
彼の強調した「北方領土問題」。そのテーマで立ち上がり、選挙期間中に約2万キロを移動して全国を駆け回る姿勢は見事だが、果たしてその熱意がどこまで国民の心に響いたのか。それにしても、最後に勝者として名を連ねるその姿は、あまりにも政治的な「劇場」の一幕として見える。
**「政治は勝者が語る歴史であり、敗者は黙って去る運命」**とでも言いたいのだろうか。それならば、この逆転劇の本質は、ただの数値以上に深いものを持っているのではないだろうか。
ネットからのコメント
1、宗男氏に好意的な立場から言うと、このしぶとさが宗男さんだと思った。
日本の、例えばエネルギー事情を考えると、ロシアからガスを買わざるを得ない。こうした現実をみて、ヒールになってまでロシアとの関係を維持し続けたことは意味がある。与党系ながら、冤罪の問題などで検察に斬り込むのも素晴らしい。だから袴田事件の袴田ひで子さんが応援していたのだ。普通、冤罪被害者・支援者は左翼系の政党と接近しそうなものだけど、体制側から力を加えないと現実は変わらないということを、袴田さんも壮絶な闘いの中で分かったのだろう。こういう、泥まみれのリアリズムを支持する。
2、日本を好景気にするという成果を出せていない高齢の麻生さんですら続けているのだから、また次回まで挑戦して良いと思う。って書いていたのだが、で、今回は最終的には続投となるのね?それなら、しっかり仕事して日本を好景気に導いてほしいものだ。北方四島返還作業などロシア対応はまさにこれから忙しくなるだろうし。
3、私は関東人だけど親戚が北海道に住んでいる、東京近郊に住んでる人達はわからないほど北海道の札幌以外の衰退はかなり酷い力ある政治家がいなさ過ぎるし大した事やってない、まだこの人にやってもらうしか無いんだろうな。
4、政治人生の集大成だと思って頑張って欲しい過去に色々あったのは確かだが、この人じゃないとできないこともあるはず
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/868a4f56186cd2d5eb94a6b29445337cdb9b03e4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]